一つ目の起業のビジネスプランは、「外国人ベジタリアン向けの飲食店支援」にしている。
何が問題なのか、まだ、はっきりと明確化できていない。
今、大阪の現状を調べている最中である。
世界レベルでは、多様な飲食に対するニーズに対応していくのが、標準的になりそうだ。
私は、30年前新婚旅行でスイスに行って、乳製品のダメな私が、連日チーズフォンジュを黙って食べていたのを思い出す。その追度、トイレに入って、新婚の妻を待たせた。
若いころ、妻の要望でイタリアン料理のおしゃれな店に行ったが、その後しばらく私はトイレから戻れなかった。
若いころ、土曜日に毎週出勤していて、有楽町でランチのステーキを食べるのが楽しみだったが、土曜日出勤の間、何故か何度もトイレに行った。
アルコールアレルギーで、手首の骨を折って、アルコール消毒すれば、そこは全て水ぶくれし、先生から「アルコールアレルギーは無いですとお聞きしたが、あなた典型的なアルコールアレルギーですよ」と言われた。道理で、アルコールが一滴も飲めないはずだ。
アレルギーだけの問題では無く、病気で小麦が食べられない人もいる。思想的に、或いは宗教的にも動物性食品が食べられない人もいる。
日本人には和食があっていて、小麦も肉食も、体質に合わないと主張する方がいる。(それなりに研究成果があるようだ。)
サッカーワールドカップ中だが、日本代表の中にも、ビーガンやグルテンフリーの方がいらっしゃるようだ。
食材をフレキシブルに変えることが、これからの国際標準であり、何が添加されているのを見るのも、世界標準になりそうだ。
大阪・関西万博では、外国から多くの方が来られるが、ベジタリアンは10%弱になるという試算もある。台湾やインドや韓国や中国にも、ベジタリアンが多いというデータもある。
こういった食の多様性は、飲食店の負担になりかねないが、一つはこれをテーマに考えていこうと考えている。
大変だが、大変だからこそ、何らかのソリューションが必要だと考えている。
今はその中でも、「ベジタリアンが恐れているコンタミネーションであり、その回避」を最重要テーマとしている。