「大阪・関西万博」は夕方からが本番!混雑回避・夜景満喫・イタリア館の魅力まで徹底ガイド
2025年に開催されている大阪・関西万博(EXPO 2025 OSAKA, KANSAI, JAPAN)。
日本で20年ぶりに開催されるこの大規模国際博覧会は、世界中から注目を集めています。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。万博記念公園とは異なる舞洲(夢洲)の特設会場での開催は、未来都市のような風景と先端技術の融合を感じさせます。
そんな万博、私は最近“夕方から夜にかけての訪問”という楽しみ方を体験しました。
結論から言うと……大正解でした。
この記事では、夕方〜夜間に行くメリットと、現地で見逃せないイタリア館などのおすすめスポット、混雑・天候への対応策をまとめます。
■ 夕方〜夜に訪れるメリット5選
① 混雑がグッと減る
午後4時を過ぎた頃から、昼間に訪れた人たちが退場し始めます。
特に平日は顕著で、18時以降は主要パビリオンの待ち時間が激減。
中には、午前中は60分待ちだったパビリオンが、夜には5〜10分で入れたものもありました。
② ライトアップされた幻想的な夜景
万博会場の建築は、夜になると別世界。
ライトアップによる照明演出や、LEDスクリーン、AR演出などが一斉に輝き出し、フォトスポットとしても魅力倍増します。
SNS投稿用の“映え写真”を撮るなら、断然夜です。
③ 気温が下がって快適
日中は暑さと照り返しでかなり体力を奪われますが、夕方以降は風が出て涼しくなります。特に夏場は、夜のほうが屋外移動がずっと楽です。
④ チケット代がお得な時間帯もある
公式サイトでの購入時には、夕方〜ナイトパスのような時間制料金が出てくる場合も。混雑も避けられて、料金もお得という理想的なプランです。
⑤ 帰宅ラッシュを回避できる
閉場の21:00までゆっくり楽しんだあと、逆方向の電車で帰ると、一般の帰宅ラッシュを避けてスムーズに帰れます。
■ パビリオン巡りで外せない「イタリア館」
訪問前にSNSで「イタリア館は絶対行って!」という声をよく目にしました。
実際に行ってみると、その理由がよくわかりました。
イタリア館は、建築デザインから展示演出までが洗練されており、
中では伝統工芸とデジタルアートが融合したインスタレーションが展開されています。
光、音、映像を駆使した空間の中に身を置くと、“体験型アートミュージアム”に来たような感覚になります。
スタッフの対応も丁寧で、英語・日本語両方に対応。
混雑時間を避けて訪れると、じっくりと堪能できます。
■ 雨天を避けるなら“天気+混雑”を事前チェック
万博は屋外移動が基本なので、雨の日はレインコート&長靴が必須。
正直、快適とは言えない日もあります。
おすすめは以下の3点:
- 公式アプリで混雑・天気をチェック
- チケットは事前予約し、キャンセル可能な日を選ぶ
- 前日の天気予報で判断し、晴れた日に振り替える
■ 夕方以降のモデルプラン(所要約4時間)
時間帯 | 行動 |
---|---|
16:00 | 万博会場到着・入場ゲート通過 |
16:30 | 人気パビリオン(イタリア館など)へ直行 |
18:00 | 軽食&休憩。グルメブースで万博限定メニューを楽しむ |
18:30 | ライトアップ開始。夜景フォトタイム |
19:00 | もう2〜3ヶ所パビリオン巡り |
20:30 | お土産購入・夜景を見ながら退場 |
■ おすすめの持ち物(夕方〜夜の来場用)
- モバイルバッテリー(公式アプリ・AR体験など電池消費大)
- 羽織る上着(夜は肌寒い日も)
- QR付きチケット(スマホでOK)
- カメラ(スマホでもOKだが、夜景は高画質が映える)
- 軽めの折りたたみ傘(晴れていても突然の通り雨に備える)
■ 万博の魅力は“人混み”だけじゃない
確かに「人が多い」というイメージが先行する万博ですが、
時間帯や曜日、天気を味方につければ、静かでゆったりした万博体験が可能です。
訪れる前の準備と工夫で、何倍も楽しめる空間がそこにはあります。














