人が動くのは何故。飴とムチとどちらで動く。

変わってるのかな

UnsplashBenjamin Childが撮影した写真


人が動くのは何故。飴とムチとどちらで動く。

人間は報酬などの外的動機付けややりがいなどの内的動機付けなどの、どちらでも動く。

特に。内的動機付けによって、本人の価値観に寄り添って、意識付けをし、人が動くと結構長い間、人は動くかもしれない。

星野リゾートの星野社長は、アメリカで観光MBAを学んで、そこで培ったノウハウで意思決定をし、全員を引っ張っていったが、ついて行けない社員が辞めてしまう。

そこで、星野社長は反省をし、社員を動機付けるにはどうすれば良いか学ぶ。

まずは、経営破綻したホテルや旅館でも「残ってくれた社員は財産」という価値観。

そこからどのような旅館やホテルを作ればよいか、議論を始めるが、最初は全然意見が出ない。

徐々に、星野社長が、出された意見を一切否定しないことが分かり始めると、少しづつ意見が出始める。

星野社長は、「皆さん、どうしますか」と聞き続けて、社員の意見を引き出していく。当初は意見が出ないが、誰が主なお客様層で、どのようなサービスや料理で喜んでいた頂くのか、議論が始まると、多くの意見が出始める。

星野社長は、「顧客はどうか」「競合他社は」「自社は」などを自問しながらも、論理的にマーケット戦略が自律的に出来上がっていくのを確認し、後は任せて、その場を離れていく。

内発的な動機付けを行い、ホテルや旅館の再生を果たしていく。

しかし、実際の現場では、ところどころに金銭的な動機付けを入れていくようになるが、皆はより多くを求めるようになってしまう。

一旦金銭的動機付けが下がると、損失として認識がされるようになる。

人間は、1万円の得と損では、損失の心的影響が大きく。これを、アンダーマイニング効果と呼び、内発的な動機付けを失わせる原因となるらしい。

クラス内からは、短期的な成果を求めるときはムチを、それ以外では飴でマネジメントすべきと意見が上がった。

人が内発的動機付け(モチベーション3.0)で動いてくれればよいが、それだけでも動かなくなる。人を動機付けるためには、その方が、どのような欲求を持っているのか、理解した上で、働きかけが必要だと議論していた。

欲求の分類は、「パワー欲求」「達成欲求」「親和欲求」「回避欲求」に分けられた。自分の欲求を確認したが、全体的には以前の勤務していた状況と変わり、欲求が減退していたのを感じた。

私自身は、あまり欲求を持たない存在となっていたが、基本的に「手のひら起業をしたい」欲求が強いから、一種の「パワー欲求」が強いのかもしれないが、人の上に立ちたいという欲求としてはすっかり減退しているから、なかなか当てはまらなかった。

私の欲求は、自分の飯の種を自分で確保し、自由でいたい(縛られたくない)という、わがままな欲求である。

組織や人に使われるのは、35年間経験したので、もうたくさん。自分で手のひらに収まる起業をして、自分が生きていく生活費を自らが苦労せず、得たい。その為に「社長になりたい」という欲求である。

サラリーマンとしてのカテゴライズでは、反応しなくなってしまった。

サラリーマンの世界では、日産のように、ゴーン改革による徹底的なムチの政策(管理職には、目標を達せしないと会社を辞めてもらう)を使う方も多いが、結果的に痛みに耐えかねて、クーデターが起きてしまうこともある。人間とはそんな存在だ。

現在の仕事では、転職するマネージャが仕込み始めて、私の事を徐々に「〇〇主幹」と呼ぶようになって、他のメンバも追随してきたので、チーム全体にメッセージを送った。「私のことは、〇〇さんと名字で呼んでほしいです。前の職場でもそうお願いしていました。」とメッセージを送っておいた。

「〇〇主幹」と呼ばせるのは、役職を意識し、その役割を果たせという、暗黙のメッセージが込められており、所謂パワハラのよくある例だと考えている。

「マネージャが会社を辞めるので、その一部或いは全部の役割を持たせるため、この人にマネジメントを任せるから」とチーム全体に意識付け、私に役割意識を埋め込もうとしていたが、先にあっさり「断っておいた。」

そもそも、試用期間中の私がチームマネジメントをするのも変な話である。先に「試用期間を外せ」と言いたくなる。

私は、技術的なものを得るためだけに、今の職場にいるが、この職場にいても、すっかり無理だと分かってきたので、モチベーションは一気に下がっている。

今の職場では、私に動機付けられない。唯一、私のわがままだから、あんまりチームに迷惑をかけずに、ひっそりとしていたいという欲求はある。

ダメ人間のレッテルは貼られても良いので、ひっそりとしていたいが、ブラックな職場なので、そうもいかないかもしれない。きっと仕事量の多さで不満が出ることが想定されるから、である。

典型的な「不機嫌な職場」に変貌をしていくだろう。

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