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今日はコーポレートガバナンスコードの発表です。
色々学びましたが、以下が印象に残りました。
・また、アジア通貨危機の際に、アジアの英雄マハティールは、「資本主義がギャンブルになっている」と警鐘を鳴らしました。
・それらの思想とは関係なく、国際社会はエージェンシー理論に立脚しており、フリードマン・ドクトリンによってルールが整備され、経営者の役割や取締役会や報酬規程のオープン化が規定されていったと理解をしました。
・JR九州問題(私の出身のJR四国ではこの問題は起きなかったはず)や優良企業ファナックのケースを目の当たりにし、現金を抱え、内部留保したり、余裕のあるフリーキャッシュフローを抱え、社員の雇用確保を第一義に考える日本的経営は、もはや通用をしないことを実感しました。稲盛さんがダム経営を唱えましたが、それも、もはや通用しないのだと理解しました。
・アクティビストは投資するメリットがあるかどうかを意識し、資本コストを上げるため(経営者は資本コストを下げたいと考えると思います。)、あらゆる手立てを講じてくると考えておかなけれなばならないと思いました。そのためには、内部留保するくらいなら、自社株買いで株価を上げる、或いは投資をして、資産効率を高め、適正な株価を常に模索していかなければならないのを実感しました。
・「困ったときはお互い様」で株式を持ち合い、メインバンクが主導していた時代は既に終焉していたことを改めて知りました。また、NTTの歴史は多角化の歴史でしたが、これもシナジーを説明できないとアクティビストに狙われやすい要因になると理解しました。
・グローバル化は結果なので、嘆いても仕方ないので、アクティビストの動きを読み、先に動く、むしろ利用するつもりで経営をすることが、求められると思いました。
・GPIFや官僚の方々には、世界ルールを上手く、作成をしていただき、経営者(取締役、社外取締役、執行役員)は発展をしていくコーポレートガバナンスについていきながら、企業統治をすることが、身を守ることだと実感しました。
世の中の変化の激しさを理解しながら、企業経営をすることが、経営者には求められると思いました。
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