UnsplashのAya Salmanが撮影した写真
大学院(MBA)に観光コースが次々開校予定。それだけ、観光に期待している。環境ビジネス全盛時代。
すでに京都大学大学院のMBAコースには、観光コースがあった。立命館大学大学院も検討中である。
それだけ、今は観光が脚光を浴びている。政治からの要請も高い。
観光に勝るビジネスが、日本では考えられない。
オーバーツーリズムともいわれているが、外国人観光客は急激な勢いで戻ってきた。2019年の3000万人越えが予想される。
2019年にピークだった時期から、コロナで観光産業は大きな打撃を受けた。経営者は会社を守るために多くの社員を解雇し、雇用調整した。
観光ビジネスが復活しても、解雇したり、離職したりする人が戻ってこないから、人員不足である。人間の心は、そんなに都合の良いようにはいかない。
ある動物園では、雇用は確保し、様々な工夫で乗り切ってきた。ユーチューブで配信したり、動物の檻をDIYしたりである。こういう企業は、雇用を守ってもらった意識が高いから、観光が伸びるまで様々な工夫で生き残ってきた。観光客の激増を社員が経営者とともに心から喜んでいるのも、このような会社である。
雇用を切った所には、人は集まらない。廃れている道をたどっていく。コロナという異常事態で、経営者が苦しかったのがよく分かるから、人員整理も仕方ないが、ここでしっぺ返しを受けることは仕方ない。
昭和恐慌の時に、松下幸之助氏が雇用した人に手を付けることは許さなかった。皆、一丸となって、販売に取組んだ。カリスマ経営者は、「松下電機は、物を作る前に人をつくる会社なんです」と語っているが、こういう経営者にはついていきたい。
買い手市場である今、企業を選択するのは従業員側である。うまく機能すれば良いのですが。
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