妻に感謝(転職や起業に合意)

転職か、起業か

妻とは社内恋愛だった。会社は、日本でもかなり有名な公共的な企業で、ネームバリューはすごい。その会社を辞めると言い出したから、予想通り、妻は反対した。熱意で説得したが、納得しているかどうかは、わからない。今の仕事がつまらない、技術士(電気電子、総合技術監理部門)として、誇りの持てる仕事がしたいと語って、納得してもらった。健康保険が不安だとか、これからの収入はどうするのとか、一斉言わなかった。妻は私は70歳まで仕事をするから、これからは130万円の壁を取り払って仕事するから、あなたたと直接関連はしないけど、と言った。肝の据わった妻だ。

一番心配なのは、私と妻の健康不安だ。病気になると、いろんなことが制限されて、出来なくなる。我々は60歳の壁に差し掛かっているから、健康不安が一番の課題だ。若いということは、それだけで可能性がある。若い方はそれを認識して、挑戦したらよいのにと思う。母も、私が勤める一流企業を辞めるのには、反対だった。昨年亡くなったが、「辞めてどうするんだ」とずっと言って、「親としての責任を果たせ」と言われ続けてきた。母を尊敬しているし、大好きだったが、退職については反対勢力だった。妻と私の母は同意見だったが、母がなくなり、妻も諦め、勝手にすれば状態になってきた。仕事をしないつもりは無い。儲からないかもしれないけど、自分で仕事がしたいんだ。56歳まで仕事をして、事実上、事前に退職しても、生涯収入は減るだろうが、数千万円(意外と大きい)の影響額だ。

このまま、会社にしがみついて、65歳まで仕事を続けたら、会社の知り合いはできるが、きっと真の友人ではないのだろう。私には、友人が少ない。高校・大学時代の愛媛の時の友達くらいだ。このままでは、ぬれ落ち葉になる。年は違うが、志を同じくする友人も欲しい。人材を豊かにしたい。大阪・関西万博は魅力的だ。このフィールドで全力を尽くしたい。日本企業の復活ののろしをあげたい。お金は、後でついてくると信じている。生活費が捻出できなくて、妻のパート収入に頼ることになるが、見守ってくれる優しい妻だ。子供に父親の後姿を見せたいという思いもある。

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