社長が見る決算書の読み方について聞いてきました

転職か、起業か

社長が見るけ決算書の読み方について、学んできました。

対象は創業から間が無い会社の経営層が対象でした。

中身は、シンプルで、PL、BS、キャッシュフロー計算書があるが、どう読んでいくのかの解説でした。

キャッシュフリーはあまり解説されず、当期にPLは利益が上がっているかどうか、BSはそれ時点での、資本金などがどのように運用されているのか、をしっかり見ようという内容でした。

優先順位は、PLを優先的にしっかり見て欲しいという話でした。創業後なので儲かっているかどうかを、しっかりと把握してくださいという内容です。

取り上げられたダミーの事例では、特別損失が大きく立っていて、経常利益まではそれなりの黒字になっているが、税引き前当期利益が赤字に転落しているいう内容でした。私も一見して、なんだこの大きな特別損失は?一体何をやっているんだとすぐに思いました。

後の解説では、「これは前社長の退職金です」と言われ、納得した半面、こんなに取らなくてもとも思いました。私が創業した場合、普段の役員報酬は低く抑えて、儲かって会社に蓄積した利益を退職金でもらうのだろうな、というのも正直な話です。退職金は老後のなけなしのお金なので、税率も低く設定されています。確かに、私もそうするだろうと思いました。解説でも、これはこれで良いとして、とスルーしました。

他は、買掛金や売掛金は本当に回収できるのか、支払えるのかという話でした。金額は大きくなかったので、こんなものだろうと思いましたが、誰と付き合っているのかが問題だと思いました。

解説では、役員への貸付金の勘定に数値が立っており、この使途は気になるし、この勘定科目にお金が立っていると監査ではしっかり見る項目だというお話でした。確かに怪しい。仮に、社長に貸付られていたとして、会社の金を私的に流用していると、まずいだろうと私も思いました。創業社長だと、資本金も全額社長だし、会社のお金も社長のお金だから、一緒だろうという風に考えられそうだとも思いました。おそらく、金融機関がこの勘定科目を見たら、内容によっては、ずさんな経営だと思われるだろうと思いました。金融機関の印象が悪く、今後の貸付に響くだろうなという感想を持ちました。

特に、PLの解説が多かったですが、私が社長だとしたら、やっぱり儲かっているかどうかが一番気になります。私は、小売業で、会社を経営し、個人事業として、技術士事務所を考えているので、会社側の利益確保が一番気になります。資本金は300万円を考えているので、赤字でもかかる法人住民税は覚悟しているものの、利益を出したいというのが、本音です。最初は、私への役員報酬は低く、設定する積もりです。サラリーマン時代の給与が思いのほか高いから、起業後は個人的に住民税とか、苦しむだろうというのは想定内です。覚悟はしていますが、100万円を超えると、しんどすぎるというのが、印象です。(どのくらいか計算していません)

簿記3級を落ちた私としては、簿記の資料を買いなおし、本読めば、理解できる範囲にはしていこうと思っています。

よく考えると現職(辞めることを宣言済み)はもったいなかったなと思いました。副業でも良かったなというのが印象です。早まりましたが、遅かれ早かれ、50代後半の私は、会社員、起業した会社の代表、個人事務所の所長を兼任するのは、体力的に難しいだろうと決断しました。自由になる生き方をするためには、多少はリスクテイクはせねばならず、早めに失敗しないと学ばないし、成果もあげにくいと考えています。

勿論、転職も模索中です。今よりも給与が高い会社、ベンチャーなど今後の起業のために学べる会社だとそれもありだと思っています。

迷走は続くけど、楽しいです。

私は簿記3級を受けるつもりは当面ありません。時間がありません。でもある程度理解していないとまずいので、以下の本を購入しました。この一冊では、簿記3級は受からないので、受ける方は入門書という位置付けで考えて欲しいです。


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