謝りたい人の個人情報を多く知っているが、去る者は追わない方がよいのだろうな。 

変わってるのかな

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謝りたい人の個人情報を多く知っているが、去る者は追わない方がよいのだろうな。  

去って行かれた方は、氏名も出身地も、働いている会社や仕事内容も場所も知っている。それどころか、お住まいの場所も偶然気が付いてしまった。行く(探検をする)約束をした飲み屋(潜水艦バー)もある。

傷つけている可能性が高いので、謝りたく、言い訳をしたくて仕方が無い。

出来ればじっくり話して、誤解を解きたいが、きっと私に危険性を感じているのだろう。

3月にチャレンジするマラソンも知っているし、ハーフのタイムも知っている。

これだけの個人情報を教えてくれたという事は、最初は極めて好意的に受け止めてくれていたのだろう。

一つの行動で一気に流れが変わってしまった。

そんなにインパクトがあったのかなあ、と思ってしまうが、とても嫌だったんだろうな。

冗談も交えて、笑ってくれると思ったが、それほど親しくはなっていなかったようだ。

何が傷つけたのかを教えて欲しいし、それなら、人としてしっかり謝って、関係を再構築したいのが本音だ。

でも、去っている理由がしっかりあるのだろうから仕方が無い。

人間同士はこうやってすれ違っていく。

寂しさを禁じ得ないが仕方が無い。

冬を過ぎれば、春である。

別れもあれば、出会いもある。

人間関係は慎重に取り扱わないと、こんなに簡単に壊れるという事が良く分かった。

「あなたはこれからは友人関係に投資すべき」との大学客員教授のお言葉を大切にして、行動したつもりだったが、奇異に映ってしまったようだ。

夏目漱石の、三四郎の冒頭の一説を思い出した。

「知に働けば、角がたつ。情にさおされれば流される。意地を通せば、窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」

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