起業ファーストステップ　時代の変化と資本金振込の難しさ

転職か、起業か

2025.01.06

UnsplashのCory Woodwardが撮影した写真

起業に向けた準備の中で、今日は資本金を銀行に振り込むという重要なステップを進める予定です。具体的には、以下の2つのプロセスを行うだけのシンプルな作業です：

一見、簡単そうに思えるこれらの手順ですが、意外と困難な壁が立ちはだかりました。その一つが「通帳のコピー」です。

最近では、多くの銀行がペーパーレス化を推進しており、紙の通帳を発行しないケースが増えています。これは環境への配慮や利便性の向上を目的とした素晴らしい取り組みですが、こうした変化が逆に新たな問題を引き起こしています。

例えば、資本金振込の手続きでは通帳のコピーが必要とされる場合があります。しかし、ペーパーレス口座では物理的な通帳が存在しないため、これをどう代替するのかが課題です。デジタル明細やスクリーンショットを提出することで対応できる場合もありますが、それが全ての場面で認められるわけではありません。

こうした状況に直面すると、「時代の変化についていく」ことの重要性を痛感します。しかし、それだけでなく、現行の制度や手続きも、テクノロジーの進化に柔軟に対応する必要があるのではないでしょうか？

個人が進化する時代の流れに適応する努力をする一方で、制度自体もより合理的かつ現代的なものへと変わることが求められています。

資本金振込のプロセスを通じて、ただの手続き以上の学びを得ることができます。この一歩一歩の努力が、将来のビジネス運営においても大きな意味を持つことでしょう。

マネーロンダリング防止のため、銀行は法人口座開設にとても消極的になっていますので、十分な根回しが必要になります。