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越境ECの第一歩:eBayでのショップ構築とGDPR対応の課題
越境EC(クロスボーダーEC)を始めるにあたり、自社サイトを構築する前に、まずは他のプラットフォームを活用して経験を積むのが良さそうだ。候補として考えているのが eBay でのショップ運営だ。しかし、特に 欧州のGDPR(一般データ保護規則) への対応が大きな課題となりそうだ。
eBayでのショップ構築のメリット
eBayは世界的なマーケットプレイスであり、以下のような利点がある。
- 集客力が強い – 自社サイトと違い、最初から顧客がいる。
- 決済システムが整っている – 信頼性の高い支払い処理が可能。
- 物流サービスが利用可能 – eBayのグローバルシッピングプログラムを活用できる。
- 越境ECの経験を積める – 小規模から始めて、マーケットのニーズを学べる。
ただし、デメリットとしては 手数料が高い、競争が激しい などが挙げられる。
GDPR対応のハードル
eBayで販売する場合でも、欧州の顧客に商品を販売するとGDPRの対象になる可能性がある。
- 個人情報の取り扱い
- eBayは基本的にプラットフォームとしてデータ管理を行うが、販売者としても顧客データを適切に取り扱う必要がある。
- プライバシーポリシーの明記
- データ収集・保存の目的を明確にし、顧客に開示する。
- クッキーの管理
- eBay自体は対応しているが、独自でマーケティングを行う場合にはクッキーの管理が必要。
- 違反時のリスク
- GDPR違反により、最大2,000万ユーロ(約30億円)の罰金が課される可能性がある。
- 例えば、誤ったデータ管理で個人情報を漏洩した場合、多額の賠償請求が発生する。
今後の展開:自社サイトへの移行を見据えて
eBayでの運営経験を積んだ後、次のステップとして ShopifyやWooCommerce を活用した自社ECサイトの構築を視野に入れている。
- 自社サイトのメリット
- ブランド構築ができる
- 手数料を抑えられる
- 顧客情報を直接管理できる
しかし、その分 GDPRやCCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法) への対応を完全に行う必要がある。
まとめ
越境ECを成功させるためには、まずは eBayのようなプラットフォームで小さく始める のが現実的だ。しかし、欧州への販売を考えると GDPR対応が不可欠 であり、データ管理を慎重に行う必要がある。いきなり数億円の罰金請求を受けないためにも、事前のリスク管理が鍵となる。
次のステップとして、自社サイトの構築も見据えながら、慎重に進めていきたい。
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