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関西広域連合が主催するKANSAI Startup Collectionに参加した。各県各政令指定市のスタートアップ支援、スタートアップエコシステムの取組みが盛りたくさん。
世界の現状を見ると、日本でGAFAMが生まれない現状を再認識した。
日本から世界的な視野で取り組み、スタートアップとして世界を目指す会社が求められている現状を知った。
英語でピッチをすることは、日本人にはハードルは高いが、高いからこそ、早い段階から英語でピッチをするつもりのスタートアップの存在が必要だと感じた。
スタートアップは増えてきているものの、ワークライフバランスを考えたスモールビジネスも数に入っており、そもそも総数が少ないから、裾野を広げる意味でもスタートアップの数を増やすことは意義があるものの、それだけではないと感じた。
東京からもスタートアップエコシステム協会からの参加もあり、今スタートアップエコシステムを構築する地域が増えてきていることを実感した。
東京からの参加者はあったものの、パネラーの多くが関西出身者であり、力強い取り組みを行っていて、ポテンシャルは高いと感じた。但し、エンジニアを採用する時に、層の厚さでは関東圏に遠く及ばない現状も理解できた。
スタートアップのノウハウを蓄積する取り組み、船舶の自動運転に取組むベンチャー、リリースを応援するテレビ局の取組み等、深く印象に残った。
大阪・関西万博2025に対しては、私も感じていたが、スタートアップにはやや厳しい状況にあるとのコメントも目立った。共創パートナーを募集しているものの、私も個人でエントリーしていて、趣旨と違うと参加を見送ることとなったりしたから、スタートアップに対して厳しいという印象を私も持った。
大阪・関西万博2025がそもそも国策であり、失敗できないビックイベントだから、大きな大企業を中心とした取り組みが中心になっており、現時点、大企業の下で参加する、大阪館で紹介する程度が、今のスタートアップにできることではないかと厳しいコメントも飛んでいたが、その通りだと感じている。(それが悪いと言っているわけではない。2年間で新しい取り組みも出てくるかもしれない。)
最後に各自治体の取り組みを紹介され、各自治体が様々な取り組みをおこなっているのを聞き、地域に応じた幅広い取り組みが行われていることに力強さを感じる一方、関西広域一本で取り組めば良いのではないか、無駄が多すぎるのではないか、と正直感じてしまった。
それでも関西のポテンシャルは高く、東京や名古屋や福岡などの地域と連携すればよく、政府が強く支援しているからこそ広がりつつあるのを感じた。
シリコンバレーや深圳のような地域が、日本に生まれるのか期待が高まった。
科学技術に対する取り組みから、スタートアップが生まれるという印象を深く受けた。
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