UnsplashのErinada Valpurgievaが撮影した写真
定款電子認証に四苦八苦!時代遅れのシステムに振り回された話
会社設立に向けて進めていた定款の電子認証作業。思い描いていたスムーズな手続きとは裏腹に、大きな壁にぶつかりました。その原因は「時代遅れのシステム」――具体的にはAdobe Acrobatのバージョン問題です。
64bit版の罠
電子認証の手続きには、Adobe Acrobatが必要ですが、ここで問題発生。現在主流の64bit版では、必要な機能が正常に動作しません。最新のアプリケーションを使用するのが当たり前のこの時代に、なんと古い32bit版でしか動作しない仕様が求められるのです。
自動インストールを試みると、最新の64bit版がインストールされるため、そもそも電子証明機能が利用できないという事態に。さらに、64bit版をアンインストールし、32bit版を手動でダウンロード・インストールするという手間が発生します。システムの非効率さに、ただただ疲弊するばかりでした。
メニューが表示されない!?
さらに困ったことに、古いバージョンをインストールしても、電子証明に必要なメニューが表示されないというトラブルが発生しました。「新しいメニュー」と謳われる表示が存在せず、試行錯誤の連続。何度も設定を見直し、ようやく必要な機能を見つけた時には、すっかり疲れ果てていました。
時代に追いついてほしい
これだけテクノロジーが進化している中で、なぜ定款の電子認証システムがここまで非効率なのか、疑問を感じずにはいられません。行政手続きがデジタル化される中、こうした基盤の改善が求められるのではないでしょうか。
まとめ
「簡単に電子認証できます」と説明する多くのウェブサイトの言葉とは裏腹に、実際はシステムの非効率性に振り回される日々。特に64bit版が主流となっている現代において、こうした古い仕様を強いるシステムは、早急なアップデートが求められます。
この経験から学んだことは、「事前準備と徹底した情報収集が必要」ということです。これから定款の電子認証を行う方に向けて、注意点をまとめたガイドを作成する予定です。同じ苦労を繰り返す人が一人でも減ることを願っています。
あなたの経験をお聞かせください
同じような経験をされた方、ぜひコメント欄で体験談を共有してください。皆さんの知恵を集めて、よりスムーズな手続き方法を見つけましょう!