【実録】古物商を始めたけど、仕入れができない!?人気サイトで売り切れ続出…実績ゼロからの突破口
はじめに
「古物商の許可証を取ったのに、全然仕入れられない…」
私はそんな壁にぶつかっていました。
中古ブランド品や希少アイテムを取り扱う人気サイトに張り付いても、商品はすぐに売り切れ。「古物商は取ったけど、実績が作れない。これでは許可が無意味になってしまう…」と焦りを感じていました。
この記事では、私が仕入れ難民から抜け出すまでの試行錯誤と、実績ゼロから脱出するために実行した5つの戦略をお伝えします。
同じ悩みを抱えている方のヒントになれば幸いです。
1. なぜ仕入れられないのか?原因を分析
まず、冷静に現状を振り返ってみました。人気の仕入れサイト(例:ブランドリユースショップの入荷情報)では、次のような現象が起きていたのです。
- 入荷情報が更新されると、5分以内に売り切れる
- 商品一覧ページを開いたときには「在庫なし」
- 人気ブランドや状態の良いアイテムは即完売
つまり、ライバルたちは「更新通知」を即座にキャッチし、数秒で購入を完了しているのです。これは、手動でチェックしていては太刀打ちできません。
2. 実績ゼロは古物商にとってリスク?
「実績がないと、古物商許可が取り消されるのでは?」という不安を持っていましたが、実際には数ヶ月で自動的に取消されることはありません(※警察署に確認済み)。
しかし、実績ゼロが続けば以下のような問題が起こります。
- 古物商台帳が白紙のまま
- 警察からの更新時のヒアリングで不審に思われる
- 信用がつかないため、業者間取引に参入しづらい
つまり、仕入れをして販売実績を積むことは信用構築の第一歩なのです。
3. 実績づくりに向けた5つの突破戦略
① 仕入れサイトの自動監視を導入(Web監視ツール活用)
人気仕入れサイトには、入荷ページの更新監視を自動化するツールを活用しました。たとえば:
- Visualping(URL監視ツール)
- Distill.io(Chrome拡張でページ監視)
- LINE通知設定でスマホにアラート
この仕組みで、「更新された瞬間」にスマホ通知を受け取れるようになり、購入率が飛躍的にアップしました。
② 少額でもまずは仕入れて販売する
初回の仕入れは、利益度外視でも構わないと割り切りました。狙ったのは:
- 回転率の高いノーブランド雑貨
- 状態がよく価格帯が3,000〜5,000円のアイテム
- メルカリやヤフオクでニーズがある商品
たとえば中古のゲーム機、カメラ、アンティーク風の食器など。まず1品でも売ることで、取引実績・販売ノウハウ・自信が得られます。
③ 地元のリサイクル店やフリマで掘り出し物を探す
オンラインにこだわらず、リアルの場でも仕入れに挑戦しました。意外と穴場だったのが:
- 地元のリサイクルショップのセール棚
- フリーマーケット(天神橋筋、関西のイベント)
- ジモティーでの近場の個人取引
中古食器やブランド風バッグなど、安く仕入れて2〜3倍で売れるアイテムも見つかりました。
④ SNSとブログで“仕入れ実況”を発信
「仕入れに成功したらTwitterとブログで記録する」と決めました。
- 仕入れの様子(匿名化)
- 価格差・販売チャレンジ
- 自分の古物商許可証の写真(安心感アップ)
これが予想以上に反応があり、「仕入れの相談をしたい」「こういう商品を探している」といった問い合わせが増加。信頼と実績の可視化にもなりました。
⑤ 古物市場や業者オークションに参加
地道なステップですが、古物商のみが参加できるBtoB市場への参加申請も進めました。
- JAPAN RECYCLE AUCTION
- 日本中古ブランド協会の会員オークション
- 業者限定のLINEグループ
条件を満たすと参加できる市場も多く、「実績ゼロでも行動している」姿勢が認められることも。
4. 実績ゼロからの一歩を踏み出そう
私は、最初の仕入れができたとき、「やっと始まった」と感じました。
販売価格は低く、利益はごくわずか。しかしそれ以上に、「古物商としての第一歩」を踏み出せたことが大きかったのです。
「仕入れられないなら、仕入れ体制を変える」
「実績ゼロなら、まず1点から作る」
そう考えて小さな実行を積み重ねることで、道は開けます。
まとめ
古物商の道は決して楽ではありません。しかし、焦らず、仕入れの工夫と販売チャネルの拡張を繰り返すことで、確実に実績は積み上がっていきます。
「売り切れ続出」の仕入れサイトでも、通知ツールやタイミング調整でチャンスは生まれます。あなたの挑戦が、きっと成果に変わることを願っています。














