当事者意識で未来を切り拓く

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当事者意識で未来を切り拓く

――「問題は我にあり」と気づいた日のこと――

目次

  1. プロローグ──“他責”からの卒業
  2. 当事者意識研修とは何だったのか
  3. 「問題は我にあり」の哲学
  4. 人はなぜ逃げるのか──心理学的メカニズム
  5. 私のビフォー&アフター
  6. 職場を変える“セルフ・リーダーシップ”実践法
  7. 交流分析(TA)で読み解く心の脚本
  8. ケーススタディ:チームが回り始める瞬間
  9. 2025年のいま、改めて当事者意識を問う
  10. エピローグ──歩みを止めないために

1. プロローグ──“他責”からの卒業

「誰のせいでこうなった?」
――会議室に漂うピリピリした空気。かつての私は、心のどこかで“自分じゃない誰か”を探しながら机に向かっていた。
転機は十数年前、産能大学で開かれた武島一鶴先生の「当事者意識研修」だった。講義の冒頭、先生はこう問いかけた。

“君は、君の人生の観客で終わるつもりか?” gooブログ

その一言が胸に突き刺さり、今に至るまで私の行動規範となっている。


2. 当事者意識研修とは何だったのか

2-1 プログラムの骨子

  • **交流分析(TA)**をベースにした心理ワーク
  • “問題は我にあり”という信念を体得するロールプレイ
  • 研修後90日間のフォローアップミッション

昭和期から続くこの研修は、管理職候補に限らず学生から社長まで受講者層が幅広い。要は「自分の人生を動かすハンドルは自分が握るしかない」というシンプルな真理を、徹底的に身体で覚えさせる仕組みだった。アメーバブログ(アメブロ)

2-2 タイトルより中身

当時の私は“当事者意識”という言葉すら耳新しかったが、演習を通じて**「責任」と「自由」はワンセット**だと痛感する。逃げ道を塞がれたとき初めて、人は“本気”に火が付くのだ。


3. 「問題は我にあり」の哲学

  • 主語を“自分”に戻す――議論が行き詰まったら、必ず主語を「私」に戻してみる。
  • 現象と解釈を分ける――起きた事実と感情を仕分けすることで、感情の奴隷にならず建設的に動ける。
  • 自責≠自罰――自分を責めるのではなく、自分で“責”を引き受けること。

4. 人はなぜ逃げるのか──心理学的メカニズム

4-1 防衛機制としての“投影”

失敗や不安を他人に映し出すことで心の均衡を保とうとする。

4-2 学習性無力感

「どうせ変わらない」という繰り返しの経験が行動を麻痺させる。

4-3 自己効力感と当事者意識の相関

行動→小さな成功→自己効力感上昇→さらに行動、というポジティブスパイラルを回す鍵が“当事者意識”.


5. 私のビフォー&アフター

研修前研修後(現在)
口グセ「でも…」「だって…」「まずやってみる」
プロジェクトへの姿勢指示待ち・評論家旗振り役・オーナーシップ
評価面談「協調性△」「リーダーシップ◎」

数字で見ると劇的だが、実際は**“逃げたい”という内なる声と折り合いを付ける**日々の地道なプロセスだった。


6. 職場を変える“セルフ・リーダーシップ”実践法

  1. 24時間以内に動く――アイデアは“熱いうち”が勝負。
  2. 小さな約束を守り切る――メール返信ひとつでも期日を死守する。
  3. 可視化する――議事録・タスクボードで責任の所在を明らかに。
  4. 巻き込む――「私はこうしたいが、力を貸してくれないか」と宣言する。
  5. 振り返る――週1で“自分レビュー”を実施。PDCAを自分に適用。

7. 交流分析(TA)で読み解く心の脚本

武島先生の研修でも引用されたTAの視点では、人は幼少期に形成した**“脚本”**どおりに無意識の行動を繰り返す。

  • **CP(批判的親)**が強いと他責に走りがち
  • **A(成人)**を鍛えると現実的な問題解決に集中できる

当事者意識とは、CPやAC(順応する子供)ではなくAの領域で生きることでもある。


8. ケーススタディ:チームが回り始める瞬間

Situation

新規サービスのUI刷新プロジェクト。メンバーは若手中心で責任の押し付け合いが常態化。

Turning Point

主語を私に”ワークショップを実施し、各自が「私は〇〇をやります」と一言で宣言。

Outcome

  • 意思決定が3倍速
  • リリース予定を2週間前倒し
  • 社内NPSが+18→+62

“当事者は加速する”という法則を目の当たりにした出来事だった。


9. 2025年のいま、改めて当事者意識を問う

リモートワーク、生成AI、ジョブ型雇用――環境は激変し続ける。だがその中核にあるのは相変わらず**“人間の主体性”**だ。

  • 生成AI時代のリスク:AIの助言に従うだけでは易きに流れる
  • キャリアの自律:会社がキャリアを保証しない時代、自分のハンドルを他人に渡す余裕はない
  • 社会課題への参画:温暖化・少子高齢化など“誰かが何とかする”では手遅れ

当事者意識はもはや個人のスキルではなく、未来社会をデザインする共通言語になりつつある。


10. エピローグ──歩みを止めないために

研修の日から今日まで、完璧に“当事者”でいられたわけではない。
時に逃げ、時に言い訳をし、それでも「問題は我にあり」と唱え続けてきた。
主体的であり続けることは筋トレと同じ。サボれば落ちるし、続ければ確実に強くなる。
あなたがこの記事を読み終えた瞬間から、世界は少しだけ変わる。なぜなら、あなたが“読む”という行動を選択した当事者だからだ。

だから、次の一歩を踏み出そう。私も、あなたも。

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