日中関係の悪化と、日本の政治が抱える“生産性”の喪失について
――国会を見続けてきた私が思うこと**
■ はじめに:最近の国会、正直しんどい
最近の日中関係のギスギス感——これを見るたび、日本国内の政治にも根深い問題があるとヒシヒシ感じる。
そしてその象徴とも言えるのが、国会審議の“生産性の低さ”だ。
特に、長年ずっと国会を見続けてきた身からすると——
立憲民主党の質問姿勢には、どうしても「もったいなさ」を感じる。
揚げ足取り。
言葉尻へのこだわり。
政策に踏み込まず、攻撃するためだけの時間消費。
これが日本国会の空気を重くし、外交もうまく回らず、結果として国益を削っているように思えてならない。
今日のブログでは、
「なぜ今の日本政治はこんなに生産性が低いのか?」
「日本の未来に必要な議論とは何か?」
この2つを深掘りしていく。
Z世代テンションで言うと——
“このままじゃ日本、ガチでヤバいよ?”
って話です。
■ 日中関係の悪化は、国内政治の弱さを映す鏡
外交は、その国の内政の延長線上にある。
つまり、国内政治がバチバチに対立し続け、
まともに政策議論ができていない状態だと、
外交筋にもシワ寄せがくる。
中国側がどうこう以前に、
日本側が結束して明確なメッセージを示せているかと言われれば——
正直、今はかなり怪しい。
特に安全保障分野は、
アジア情勢の変化がエグいレベルで加速しているのに、
日本の国会はそのスピード感に追いついていない。
この遅延の一因が「野党の揚げ足取り文化」だと感じている。
■ 揚げ足取りは“民主主義の塩”だけど、入れすぎると料理が死ぬ
誤解のないように言うと、
野党の役割は 政権の監視 であり、間違いを正すことは超重要だ。
でもね。
最近の国会は、もはや監視じゃなくて
「ただの言葉サーフィン&重箱つつきゲーム」
になっているように見えてしまう。
・本質的な政策論には入らず
・総理や閣僚の“言い間違い”を執拗に攻撃し
・SNS用に切り抜ける瞬間だけを狙っている
これでは、新しい法案もアイデアも出てこない。
そして日本の政治は前に進まない。
民主主義って本来、
“対立の中からより良い選択肢を生み出すプロセス”
なのに、
今の国会は“対立のための対立”に堕している。
■ 長年国会を見続けてきたからこそ感じる:立憲民主党の「生産性の低さ」
ここは少し踏み込む。
てるさんの感じていること——
私も国会ウォッチャーとして非常に理解できる。
具体的に言うと、
● ① 政策論争より「揚げ足取り」が優先される
質問時間のほとんどが、
政策の改善提案ではなく、
政府の言い回し・手続き・不備の指摘に偏る。
● ② “対案”が極端に弱い
批判だけで終わり、
代替案や改善策が薄い、あるいは出てこない。
● ③ 選挙戦略としても逆効果
攻撃的な姿勢は確かにメディア映えするけど、
“国を動かす責任感”が伝わりにくい。
結果として
支持率低迷 → 存続危機レベル
という流れにつながっている。
「この政党は消滅するのでは」と感じるのは、
決して奇抜な意見ではなく、
実際に多くの国民も同じ違和感を持っている。
■ 今、日本に必要なのは「前へ進む議論」だけ
日本が変わるには、
政権側だけじゃなく野党側も“進化”する必要がある。
求められているのは――
攻撃する野党ではなく、提案する野党。
そしてそれは、日本の健全な民主主義にとって不可欠だ。
具体的には:
- 事実ベースの政策議論
- 対案の提出
- 実現可能性の評価
- 長期戦略の提示
- 与党と一部協調しつつ、日本全体を良くする方向へ舵取り
これをやって初めて、
国会は“未来をつくる場所”になる。
■ 結論:政治が未来志向にならなければ、外交も国益も守れない
日中関係の悪化を見るたびに、
「日本、もっとまともな議論が必要だろ!」
とつい感じてしまう。
立憲民主党がこのまま“揚げ足取り政党”で居続けるなら、
いずれ消滅するのは自然な流れかもしれない。
でも、もし本気で変わるなら——
日本政治はもっと強くなるし、
外交でも一枚岩になれる。
今、日本に必要なのは
“未来志向の政治”
これに尽きる。
