
脊柱管狭窄症でも大学事務職へ——「面接会場にたどり着く」を目標にした転職活動
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はじめに
今日は、大学事務員の採用面接に向けて準備を進めた一日だった。
Word・Excelの復習。 志望動機の整理。 想定Q&Aの確認。
「ここまでやったなら、あとは本番を迎えるだけ」——そう言いたいところだが、今の私には、もう一つ大きな課題がある。
それは、“面接会場まで無事にたどり着けるかどうか”だ。
私は脊柱管狭窄症を抱えている。 右腰をかばって歩いているうちに、身体が自分でも驚くほど左に傾いている。 鏡を見るたびに、「こんなに傾いていたのか」とショックを受ける。
しかも、面接会場は遠い。 移動だけでも体力を使う。 途中で痛みが強くなったらどうしよう。 電車で座れなかったら。 会場で歩く姿を見られたら。 「大丈夫かな」と思われるかもしれない。
そんな不安が頭をよぎる。
それでも私は、今回の面接に行く。 そして今日、ひとつの結論にたどり着いた。
「まずは、面接会場に到着することを最大目標にしよう」
今日は、その気持ちを記録しておきたい。
大学事務職を目指して、ここまで準備してきたこと
大学事務職という仕事は、単なる事務作業ではない。
学生対応。 教員との調整。 資料作成。 データ入力。 イベント運営。 窓口業務。
地味に見えて、実は非常に幅広いスキルが必要とされる仕事だ。
だからこそ私は、面接に向けて改めて基礎を見直した。
Wordの復習
- 文書作成
- 表の挿入
- レイアウト調整
- 差し込み印刷
- ビジネス文書の基本
「昔使えていた」では通用しない。
今の採用では、“実務レベルで使えるか”が見られる。 そのため、改めて基本操作を繰り返した。
特に大学事務では、見やすい資料作成能力が重要になる。 ただ文字を打てるだけではなく、“相手に伝わる文書”を作れるかが問われる。
Excelの復習
Excelは特に重点的に復習した。
- SUM関数
- IF関数
- VLOOKUP
- フィルタ
- 並べ替え
- 表作成
- グラフ
大学事務では、学生データやアンケート集計など、数字を扱う場面が多い。
「Excelできます」と言う人は多い。 だが、本当に実務で使える人は意外と少ない。
だからこそ、基礎を固めることが大切だと感じた。
志望動機を整理して見えてきたこと
志望動機を何度も書き直した。
最初は、どうしても“採用されたい”気持ちが前面に出てしまっていた。
しかし、書き直しているうちに気づいた。
大学側が知りたいのは、「この人は何をしてくれるのか」ということだ。
つまり、
- どんな経験を活かせるのか
- なぜ大学なのか
- 学生とどう関わりたいのか
- 組織にどう貢献できるのか
これを具体的に伝える必要がある。
特に大学は、“安定して長く働ける人”を重視する傾向が強い。
派手な自己PRよりも、
- 丁寧さ
- 誠実さ
- 継続力
- 協調性
こうした部分が見られている。
だから私は、「できる人を演じる」のではなく、“誠実に働く姿勢”を言葉にすることを意識した。
面接Q&Aを整理して感じた現実
想定質問も整理した。
よくある質問
- なぜ大学職員を志望したのですか?
- これまでの経験をどう活かせますか?
- 困難を乗り越えた経験は?
- チームで働く際に大切にしていることは?
- ストレス対処法は?
- パソコンスキルはどの程度ありますか?
答えを準備していく中で、ある現実にも向き合った。
それは、“年齢”だ。
正直、若い応募者が有利なのは否定できない。
大学側が長期育成を考えるなら、年齢で判断される可能性はある。
これは綺麗事では済まない現実だ。
だが、年齢には年齢の強みもある。
- 落ち着き
- 対応力
- 継続力
- 社会経験
- 相手への配慮
若さではなく、“安心感”で勝負できる部分もある。
だから私は、必要以上に若く見せようとは思わない。
今の自分で戦うしかない。
脊柱管狭窄症と面接——一番の不安
問題はここからだ。
脊柱管狭窄症。
これが今の私にとって、一番大きな壁になっている。
長時間歩くと腰が痛む。 姿勢が崩れる。 右腰をかばうせいで身体が左に傾く。
自分では普通に歩いているつもりでも、動画で見ると驚くほど傾いている。
「これ、面接官にどう見えるんだろう」
そんな不安がある。
- 仕事できるのか?
- 長く働けるのか?
- 体力は大丈夫か?
そう思われるかもしれない。
だが、ここで無理に隠そうとしても意味がない。
むしろ大切なのは、“どう向き合っているか”だと思う。
私は痛みがあっても、準備を続けた。 勉強をした。 面接対策をした。 応募した。
逃げなかった。
その事実は、自分自身が一番知っている。
「面接会場に到着する」を最大目標にした理由
今日、私は考え方を変えた。
これまでは、
- 受からなければ
- 良く見せなければ
- 完璧に答えなければ
そう思っていた。
だが今は違う。
まずは、会場にたどり着く。
それを最優先にする。
なぜなら、そこに行くだけでも、今の自分には大きな挑戦だからだ。
脊柱管狭窄症を抱えながら、遠方まで移動する。 満員電車に乗る。 歩く。 時間通りに到着する。
これは決して簡単ではない。
だから、私は早めに家を出ることにした。
焦らないため。 途中で休めるようにするため。 心に余裕を持つため。
面接では、“余裕”が本当に大事だ。
ギリギリ到着では、呼吸も乱れ、思考も崩れる。
だから今の私に必要なのは、「完璧」ではなく「安全」だ。
無理をしない戦略は、逃げではない
日本では時々、「頑張る=無理をする」になってしまう。
だが、本当に必要なのは、“続けられる努力”だと思う。
脊柱管狭窄症を抱えているなら、
- 早めに出る
- エレベーターを使う
- 休憩する
- 水分補給する
- 荷物を軽くする
こうした工夫は、甘えではない。
むしろ、“戦略”だ。
自分を守りながら前へ進む。 それは立派な能力だと思う。
特に40代・50代以降の転職では、「無理して壊れる」ことの方が危険だ。
一発逆転を狙って全力疾走するより、“継続可能な働き方”を考えることが重要になる。
面接で本当に見られているもの
面接では、もちろん受け答えも見られる。
だが、それ以上に見られているのは、“人柄”だ。
- 誠実か
- 丁寧か
- 周囲と協力できるか
- 落ち着いているか
- 信頼できるか
大学職員は、学生や教員、保護者など、多くの人と関わる仕事だ。
つまり、“安心感”が大切になる。
私は今、身体に不安を抱えている。
だが、それでも相手を思いやる気持ちや、丁寧に仕事を進める姿勢は失っていない。
むしろ、痛みを知っているからこそ、人に優しくなれる部分もあると思う。
もし今回ダメだったとしても
正直に言えば、結果は分からない。
年齢。 体調。 競争率。
不利な条件はある。
だが、それでも今回の挑戦には意味がある。
なぜなら、私は止まらなかったからだ。
痛みがある。 不安もある。 それでも応募し、準備し、面接へ向かう。
この行動自体が、すでに前進だと思う。
人生は時々、「勝ったか負けたか」だけで評価される。
しかし本当は、“挑戦したかどうか”の方が重要な時もある。
特に、病気や年齢の壁があるときはなおさらだ。
同じように悩んでいる人へ
もし今、
- 病気を抱えながら転職活動している人
- 年齢で不安を感じている人
- 面接に行くだけでも大変な人
そんな人がいたら伝えたい。
「まずは行くだけで十分すごい」
社会は結果ばかり求める。
だが、身体に痛みを抱えながら前へ進くことは、本当にエネルギーがいる。
普通の人には見えない戦いがある。
だから、自分を責めすぎなくていい。
完璧じゃなくていい。
まずは、一歩。
その積み重ねが未来につながる。
今日の結論
大学事務員の採用面接に向けて、
- Word
- Excel
- 志望動機
- Q&A
ここまで準備してきた。
そして今、一番大切なのは、無事に面接会場へ到着することだ。
私は早めに家を出る。 無理をしない。 焦らない。
そして、自分なりに誠実に面接を受ける。
もし身体の傾きが見えたとしても、それも含めて今の自分だ。
隠して作った自分ではなく、“今の自分”で向き合いたい。
人生には、若い頃には想像もしなかった困難がある。
だが、それでも前へ進むことはできる。
ゆっくりでもいい。
痛みがあってもいい。
まずは、会場へたどり着こう。
今日は、そのことを自分に言い聞かせた一日だった。
まとめ
大学事務職への転職活動では、Word・Excelスキルだけでなく、志望動機や面接対策が重要になります。しかし、脊柱管狭窄症など身体的な不安を抱えながらの転職活動は、想像以上に大変です。
特に40代・50代以降の転職では、「無理をしない戦略」が重要です。早めの行動、余裕を持った移動、体調管理は、決して甘えではなく、長く働くための大切な準備です。
面接では完璧さよりも、誠実さや継続力、人柄が見られています。病気や年齢を理由に諦めるのではなく、自分のペースで前へ進むことが大切です。
