Z世代について話を聞いてきました。Z世代が生み出し、次に来る価値観とは。

変わってるのかな

Z世代について話を聞いてきました。

メモを見ながら、感想も加えて書きます。

Z世代とは1990年中盤から2010年代に生まれ、現在25歳以下の世代のことを言うらしいです。私から見れば、年齢的には子供のような世代です。

何故、Z世代が注目されているのかというと、「最初に新しくなる人」だからだそうです。

日本ではZ世代は人口が少ないですが、全世界的には人口が多い世代かと思います。

Z世代を通じて、次の世界をフォーキャストすることが大切になるとのことです。

1.Z世代の特徴

①不況生まれデフレ育ち

 90年代のバブル崩壊後に生まれ、ITバブル崩壊、リーマンショックを経験している不安定さがつきまとう世代。

②共通の目指す価値観の消失世代

 共通の目指すべき方向が消失し、各人が自己判断で選択する世代。

 「Face To Face」から「Mind to Mind」へ。ますます主権の移動(本人へ)が加速。

③スマホネイティブ

 iPhon等の浸透により自分用のデバイスを持ち、大量のデータ(画像や映像)を、何時でもアクセスできる環境にあった。コンテンツは8秒くらいのアクセス時間で、5つの画面を同時に操作する。SNSに常にアクセスをしている。多くの時間はSNSに使用する。GPSを常時接続しているケースもある。躊躇なく、自撮りを交換する。今日だけ写真を貼って、ダウンロードさせるなどの交流もある。

 無料で楽しめるサービスが浸透していた。コストフリー体質。キャッシュタイミングは後払い化。体験してお金を払ってよければ、サブスクリクションの形でお金を払う。「フリー(昔そういう本があった)」ベースを可能にしたスマホの世界の中で育った。コストフリー時代にいるため、「費用」に抵抗感がある。

④脱ゆとり世代

 詰め込み教育→個性化教育→ゆとり教育→脱ゆとり教育

 Z世代は、脱ゆとり教育にあたる。「みんな」の価値観が崩壊。人前での自己表現には抵抗感が無い。いつでも、どこでもTikTok配信が苦にならない。上下関係は、横並びの関係になっている。頑張っている姿を人に見られることは恥ずかしくない。「自分らしさ」は自分で決めるもの。進路選択の幅が広がった。通信制高校が伸びた。「群」ではなく「個」の時代。

⑤親とは並行、相談が中心

 親との関係は、「服従・垂直」から「相談・並行」な関係に。母親と友達のように遊ぶ。レトロブームで、父親の当時の服を着ても苦にならない娘。「正解」の教育方針が崩壊。親がロールモデルになれない。部分尊敬は有り。有名棋士のようにモンテッソーリ教育。反抗期が無い子供。無意味な「尊敬」の崩壊。「年の功」より「質の功」。

⑥For me

 メディアは「For me」。SNSによる消費者発信の情報を収集。良い情報=自分への適合性が高い情報。一方的なメディアからの情報ではなく、フィルタのかかっていない生の情報から収集。インスタグラムで「タグる」。TikTokはAIが先回りしてくれるから利用。友達がいいねした情報を重視。コメント欄を先に見る。一カ所からの一方的な発信はスルー。多面接触がポイント。

⑦Reasonable

 「安さ」ではなく、理由が必要。「消費=自分らしさ」の表現手段。キャラ立ち消費。こだわりのある部分を強調し、自分らしさを演出。消費の総交際費化。修学旅行で買った高いペンは、記念だから、お金をかける意味がある。店長の生き方に共感して買う。買ったことをネタにし、そのために購入。メルカリで売ることを前提に購入。(合理的)

⑧趣味

 主にスマホ。場所を選ばないコンテンツ消費。コンテンツのファスト化。(グランピング、韓国発祥ポーズ、イントロ短かくサビから始まる音楽)つりをしている待っている時間は無駄。見続けられるコンテンツは30分程度。タイムパフォーマンスが重要。ネタバレ視聴消費。YouTubeはコメント欄を先に見る。TikTokの切り抜き動画から見る。タイパ◎な動画が万能。興味があることは、動画配信出来る。音楽は聞くものから、YouTubeで見るものに。コンテンツは短尺化に加え、垂れ流しへ。(5Gの普及などが後押し)

⑨フレフレ人生

 24時間戦わない。景気や制度に左右される就職活動。会社を「選ぶ」へ。エントリー社数の減少。学生にとって、買い手市場の採用活動。通年採用や採用の多様化。企業戦士の終焉。プライベートやポケットマネーを仕事の人間関係に使わない。理不尽な我慢の崩壊。自分のやりたいことには前のめり。スキルアップやキャリアアップのための活動。やりがいが持てなかったら、早い段階で退職。ワークinライフ。仕事は人生を楽しむための手段。「四季報」ではなく、「人(先輩)」が採用のメディアに。見返りが想定される「体験」「スキル」には消費。(プログラミングスクールや海外留学など)やりたいを仕事に。自分の「好き」に全力で取り組む。好きなことを仕事にできない場合は、定時退社で、趣味に時間を使う。主権は自分たちが。「好きなことをしなくてはいけない」という義務化。さよなら就社。教育者としての企業。気が向いたときに働ける時代。テレビ離れ(主権が無いから)。自分にとって本当に必要か。VUCA時代。「正解」「モデルケース」が無く、自分で判断。「個々人のやりたいこと」という「内側」の動機。「らしさ」の時代。キーワードは3つのi。(自分重視(individual)、自分らしさ(identity)、多様性を認め合う(inclusive))。自分の人生を重視。副業OK、リモートワークは大切。

 Z世代が示している状況を持て、企業も対応が必要。

 10分間どん兵衛の企業対応は秀一。

①流行りのパーパスの表明は有効。スタンスはしっかりした方が良い。

 ナIKEコマーシャル「Just do it」(ひたむきにやる)

 Rーバイス銃規制発言「何もしないという選択肢」はもはや存在しない。

②人格表現

 でIESELがプレイリストを作成し、Spotify上で公開。

③体現

 ブランドを体現してくれる人。

 レed Bull エクストリームスポーツに挑戦する人。

 自分主語感が大事(企業も、タレントも、上司も)

④フォーサイトプランニング

 フォーサイト定義、コンセプト開発、コンサルティング のプロセスが大事。

 見た目だけでなく、中身への共感がポイント

 その人の価値観に共感できるか

 自分の見え方は自分でコントロールする。「演出権」は自分にある。

 自分の気分は、自分でデザインする。

今回のお話を契機に、マーケティングに反映していきたいと思います。数か月後に実践しているか、アンケートがくるので、それまでにZ世代対応を実践していたい。

キャンペーンLP ※期間中限定

人生のまなび - にほんブログ村
50代の転職・起業 電気や通信に関する情報 大阪・関西万博の動きや楽しみ方 便利なツールや商品の紹介 資格取得について

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村
タイトルとURLをコピーしました