退職手続きを進めているが、会社の手続きはメールで様式をばらばらに送ってきて、勝手に申請書を送り返せ。労働組合は、まとめて送ってきて、返信用レターパックや記述ポイントに付箋を付けて送ってくる。この差はどこから生まれるのか。DX実現にどちらが近いか?

変わってるのかな

UnsplashJon Tysonが撮影した写真

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退職手続きを進めているが、会社の手続きはメールで様式をばらばらに送ってきて、勝手に申請書を送り返せ。労働組合は、まとめて送ってきて、返信用レターパックや記述ポイントに付箋を付けて送ってくる。この差はどこから生まれるのか。

今回は退職の手続きであるが、要は、お客様が次にどのような行動をするのかをちゃんと考えているのかの差である。

会社側は、手続きが一連で無く、セクションで仕事を押し付けあって、実際にメール受信者がどのような手続きをするのか、知ったことではないという送り方である。返送先の記述もない。数年目までは、ちゃんと退職者説明会をしていたが、それも簡略化された。返信料金も社員もちで、配慮は一切無い。「本当に面倒くさいなあ」という気持ちが伝わる対応である。「委託費も削られて、やる気なんかあるか」、という対応である。

一方、労働組合は、退職の一連の手続きを理解していて、組合側で分かることろは記述をし、注意点に付箋紙を付して、提出が必須なものと任意なものに分けている。しかも、送付先毎に返信用レターパックや返信用封筒が付いてて、直ぐに送り返すよう配慮され、退職者に「今までお疲れさまでした」という気持ちが伝わる対応になっている。

DXを進めるうえで、どちらがDX実現に近いのだろうか。

DXの本質は、あるべき姿を顧客側の視点から考え、社内の業務はやり方を含めて見直し、デジタル化することにある。

DXを推進している企業の対応とは、とても思えない。顧客視点の欠如はDXが進まないことを意味している。

長く競争にさらされていない企業だから、尚更、顧客視点は皆無になりつつある。

もう会社を統合する以外には方法は無いのではないかと、将来に不安を感じる。その時は、退職者の情報が綺麗に移行されず、また混乱することが必須である。そう思わせる対応である。

そんなに仕事がイヤなら転職すれば良いのにと思ってしまう、会社側の退職事務手続き対応である。(😿)

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