【タイトル】 MBAを取得したけれど中小企業診断士を受験する理由──名刺よりも日々の売上が大事な現実

いまさら資格取得


【タイトル】 MBAを取得したけれど中小企業診断士を受験する理由──名刺よりも日々の売上が大事な現実

【はじめに】 2025年春、私はMBA(専門職)の学位を取得した。専門的な理論と実践の融合を学び、仲間と議論を重ねた2年間は、間違いなく私の人生にとって実りある時間だった。だが──それだけでは食っていけない。

ふとした気の迷いで、再び「中小企業診断士」の資格試験を受けてみようと思い立った。10年以上前、2次試験で涙を飲んだ記憶が蘇る。なぜ今、中小企業診断士なのか? そして、資格や学歴だけで受注が得られるのか? 本稿では、MBAと中小企業診断士の位置づけや実際の仕事獲得のリアルについて、赤裸々に綴ってみたい。

【第1章:MBAと中小企業診断士の違い】 MBAと中小企業診断士──この二つは、しばしば比較される。

  • MBA(Master of Business Administration)
    • 国際的に通用する学位。
    • ケーススタディ、プレゼン、戦略立案、財務分析など多面的な能力が鍛えられる。
    • 学費も高く、受験・修了には一定の覚悟が必要。
  • 中小企業診断士
    • 経済産業省が認定する国家資格。
    • 理論に加えて、中小企業の現場での支援を重視。
    • 実務補習や登録制度があり、士業として名刺に箔がつく。

一般的な中小企業の経営者にとって、MBAは”すごいけどよくわからない”。一方、中小企業診断士は”信用できそうな肩書”という認識だ。営業や受注という現場においては、後者の方が通りがいいことも少なくない。

【第2章:10年越しのリベンジ、なぜ今なのか?】 かつて私が診断士試験を受けたときは、まだサラリーマンだった。実務経験も乏しく、二次試験では太刀打ちできなかった。

だが今は違う。MBAを修了し、自分で事業を立ち上げ、リアルな中小企業の現場を見てきた。経験と理論が重なった今なら、もう一度チャレンジする意味がある。

それに、診断士の登録者数は約30,000人。弁護士や税理士と比較しても少なく、希少性のある士業資格だ。自分の実力と信頼性を証明するためにも、資格の取得には十分な意味があると感じている。

【第3章:資格より売上、現実との葛藤】 とはいえ、現実は甘くない。学位や資格は名刺にはなるが、仕事にはならない。売上は、実績と営業活動によって生まれる。

たとえば、ホームページ経由での問い合わせがゼロだったとしても、日々の発信、地域の商工会議所との連携、知人からの紹介など、地道な活動で初めて“仕事”につながる。

資格は信頼の入口だが、その先の信頼関係やリピートには、“あなたに頼んでよかった”という体験が必要だ。紙の上の資格よりも、実務と人間性が重要なのだ。

【第4章:実務と資格の両輪があってこそ】 とはいえ、資格がまったく無意味というわけではない。特に、補助金申請や事業再構築、経営改善計画など、国の支援策に関わる業務では、中小企業診断士の資格が“前提条件”となることも多い。

このように、資格は仕事の選択肢を広げる“鍵”となる。実務経験という車輪と、資格という車輪の両方が揃ってこそ、本当のコンサルタントとして走り出せるのだ。

【第5章:資格試験に向けた戦略】 試験勉強にはコツがいる。MBAを経た今、私は以下のような方針で臨むことにしている:

  • 1次試験は知識の棚卸し。過去問を中心に1日2時間学習。
  • 2次試験はアウトプット勝負。答案練習を毎週行う。
  • SNSやブログでの発信で、仲間とつながり、情報共有。

かつては“ひとり勉強”だったが、今は“つながり”の時代。孤独に挑まず、コミュニティの中で成長していきたい。

【結論:資格はゴールではなくスタートライン】 MBAを修了し、中小企業診断士に再挑戦する私は、どこか矛盾しているように見えるかもしれない。

だが現実は、肩書や資格ではなく、信頼と実績によって“売上”が決まる世界だ。そして、資格はその信頼の土台の一部を担うにすぎない。

だからこそ、私は再びチャレンジする。資格を取得することで、開ける扉があり、その先には、自分の力で切り開くべきフィールドがあるからだ。

売上を作り出すのは、名刺の肩書ではなく、あなた自身の言葉と行動である。

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