マーケティングセミナーを聞いてきた。ポイントは以下の通りでした。
・マーケティングの核心は、ブランド化
・ブランド・ロイヤリティこそ、マーケティングの究極のゴールである。
・ブランド化できていない商品は、すべてコモディティである。優れたマーケティングによるブランド化をコモディティは待っている。
・消費者と顧客
消費者:購入して、持っていく
顧客:みんなで続ける
「継続的/長期的な関係にある消費者」を「顧客」と呼ぶ。
ブランド論やB2B、定期購入では顧客、マーケティング全般では消費者と呼ばれる。
・価値とベネフィットの違い
価値(狭義):商品視点
ベネフィット:顧客支店
各経営者たちが熱烈に支持する経営学・マネジメントの神様、ドラッガー。マーケティングをどう捉えたでしょう。
・企業の目的は顧客の創造であり、そのために企業が持たなければならない基本的機能は2つ。
「イノベーション」と「マーケティング」である。
・対立が存在する、2つのマーケティング観
①顧客主導型マーケティング
嫌われない顧客志向、消費者・顧客を追いかける
デモグラフィック起点、売上指向
②顧客創造型マーケティング
ファンを作る顧客志向
消費者・顧客に追いかけられる
利益志向
・「ポストモダン マーケティング」 過激な本
顧客志向は捨ててしまえ!
・ドラッガーが語るマーケティング
「マーケティングの理想は販売行為を不要にすること。」
※顧客に追いかけられるようにすること
無理に頑張って売らなくても良い⇒消費者を無意識に買いたくなる心理に仕向ける=選ばれる理由が商品に明確に備わってる
・企業が売りたい・語りたいのは商品。
・顧客が大体・知りたいのが価値や満足。
例:1971年にエビスを復活させた時からスタート。サントリープレミアムモルツが2005年末から流した広告を契機に大ブレイク。
傑作広告(プレミアムビール):最高の週末(の贅沢・時間)
①ブレイク前は
・原材料や高品質を訴求。
・商品・作り手(企業)が主役
②ブレイク後は
・自分へのご褒美というアピール
・自分ごと化の実現
・この商品は、私にとっての特別な存在だ!という心理
・楽しい時間や幸せな気持ちも重要。非日常的。
・マーケティングの最終ゴールは自分ごと化の対象にさせる。
・消費者が「私にとって特別な存在、特別な価値がある」と感じられる商品や起業になる。
・強みとは何でしょう?
不得手なことに時間を使ってはならない。
自分の強みに集中すべきである。
①特異性を強みに導くのがマーケティング事例1
加熱性のトマト、トマト鍋ブームに乗じて「鍋専用トマト」という独自のポジション
②特異性を強みに導くのがマーケティング事例2
介護ロボットの研究、動作が不安定で、たまにフリーズ、指示しない反応
ペット型ロボットならカワイイと肯定されるかも?
③特異性を強みに導くのがマーケティング事例3
よく張り付くが、簡単に剥がれる。当初は失敗作。
ある特殊な本(讃美歌集)の栞として使用したら便利だった。「ポストイット」
・弱みはむしろチャンス。高く評価する人や評価されるシーンを見つけられれば、立派な強みに転じる。
強みの真逆は、「可も不可もない凡庸」や「そこそこ良い」、平均的・・・
・特異性、その顧客に企業の資源を集中。
・顧客は誰か?これこそ、最も重要な問いである。
答えの分かり切った、やさしい問いに見えるだろう。しかし、実は違う。その答えで何をすべきか決まる。
顧客の満足感を訴求する
顧客・消費者のニーズはどう捉えればよいか
・マーケティングとは、消費者のニーズをビジネスに組み入れるプロセスである。
「モテたい」はニーズか?
ニーズは、目標と現実のギャップ。ギャップの解消には何が欠けているのか?何が必要なのか?結局、何をすべきか?⇒行動・消費⇒ビジネスに組み入れ
・コトラー教授
ドリルの刃を買おうとしている
顧客の本当のニーズは「壁の穴」である。
商品を使うことで、今は無い「価値や満足」を得られるとの期待。
購買賞品:ドリルの刃、ニーズ:壁に穴、ニーズの深層①:子供部屋の本棚、ニーズの深層②:子供の健全な成長
・消費者インサイトは、ニーズの深層や深いニーズ。本人も意識できない本音や深層心理を見抜くことです。
・顧客・ニーズ・強みの総合的理解のすすめ
三位一体で、自らの強みは誰か、誰が理想的顧客か(+悩み・理想)、本当は何を求めているか
・大成功プロモーション「ペプシ・ジェネレーション」
コカ・コーラはおっさん、ペプシは若者
・コトラー教授 実践的マーケティングメソッド STP理論
特徴的グループに分けて
Differentiation(違いを作ること)
positioning(ポジションを作ること)(コトラー教授)
マーケティングミックス:4P
4C Customer value、Customer Cost、Convenience、Communication
お話を聞いて、ポイントは、お客様の課題に注目し、こう解決できると遡及し、或いはこんな生活が送れると遡及し、ブランド化することが大切
【スマート・チューター】AIxVRビジネス英会話