所属会社の地方創生セミナー聞いてきました。(農林水産省元事務次官のお話)

電気や通信に関すること

今は休んでいるが、年度末までは、会社に所属している。

その会社のグループ会社が主催する、地方創生をテーマとしたセミナーに参加してきました。

今回のテーマは林業であった。農林水産省の元事務次官を招いて、講演をするなど、相変わらず、資金力があり、社会的な影響力が強い会社だと感じた。

スマート10.Xといって、ITの力によって、社会課題を解決していこうというコンセプトである。地方創生の中で、林業がテーマである。

話を聞いて、少しは可能であがあると感じた。

現在、林業に従事している人は減少している。それは、魅力的ではないし、仕事はきついし、儲からない。多くの人が離職し、若者は林業に従事しないのが、現状である。衰退する斜陽産業である。

農林水産省の元事務次官の話によると、日本は総面積に対する森林が占める割合が、世界2位(統計によっては3位になるらしい。)だそうだ。私の家を建てた時も、日本の木材ではなく、北欧の木材が使われていた。多分、北欧の木材の方が安いんだろうなと思っていたが、おそらく、その通りだろう。しかし、資源を考えると、日本にも大きなポテンシャルがある。

途中のパネルディスカッションにも、話が出てきた。まずは、日本のポテンシャルを示すべきだ。航空写真(宇宙から衛星写真かも)を撮り、分析をし、どこにどの位の、どんな種類の木が立っているのか把握する。まずは見える化である。そうすると、資源の総量が分かるから、日本のポテンシャルが明確になる。

円安で海外の木材が高騰しているが、日本の木材を使えばよい。伐採したところには、植林を行い、自然は保全する。どこにどれだけ、高価な木があるのか、わかれば、そんな戦略も可能である。おそらくは、値段の問題だけではないだろうが、挑戦する価値はあると感じた。ビジネスが発生すると、そこに雇用が生まれる。地方に人を取り戻すチャンスでもある。

それから、無理やりな議論だと感じたが、カーボンニュートラルへの貢献である。バイオマス発電によって発電することも可能である。海外の事例を見ていると、木材を伐採し、燃えやすいチップ状態にし、それをバイオマス原料として使っている事例が出てくる。どこが自然保護だ、二酸化炭素も出るだろうと感じた。個人的には、バイオマス発電に魅力を感じていない。しかしながら、新しいエネルギー源であることには、違いが無い。カーボンニュートラル達成のためには、なりふり構っていられないだろう。

それから、本当の大学生ではないが、事業大学院として、地方創生を学ばせる大学院生を養成するようである。考え方によっては、これも面白い施策である。新しい知恵が出てくるかもしれない。

可能性には、無茶苦茶期待している。

会社を辞める宣言は早まったかな。これも面白い。でも、後ろを向いても仕方がない。出来ることに、全力を尽くすだけだ。挑戦しないと、失敗できない。失敗しないと学ばない。行動を起こさないと何も学ぶことはできない。

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