矛盾だらけの会社対応――「プロジェクトを終わらせてから退職してほしい」

転職か、起業か

2024.12.18

「プロジェクトを完成させてから退職してほしい」と言われた瞬間、正直なところ強い違和感を抱きました。リストラが決まっているにもかかわらず、なぜ今さらプロジェクトの完了を求めるのでしょうか？それなら、プロジェクトが終わってから退職勧奨をすれば良いはずです。

もちろん、私は「努力しますが、相手がある話なので」と冷静に返しましたが、心の中では複雑な気持ちが渦巻いていました。

リストラが進む中で、重要なプロジェクトの完成を求められること自体が大きな矛盾です。会社の都合で退職を促されながら、同時に最後まで責任を果たすことを要求される――こういった状況に直面している人は少なくないのではないでしょうか。

このような矛盾の中でも、自分自身を冷静に保ち、責任感を持って業務を進める姿勢が問われます。

「努力しますが、相手がある話なので」という私の返答には、自分自身の立場と現実を冷静に受け止める意味が込められています。プロジェクトは自分一人で完結するものではなく、関係者との調整や外部要因によって進捗が左右されるものです。

こういった状況に直面したとき、私が考えたのは「自分の働き方の最終章をどう締めくくるか」という点です。最善を尽くしつつも、今後の自分の人生にとって無理のない方法を模索しました。

この記事を読んでいる方の中には、私と同じようにリストラや退職勧奨を経験している方もいるかもしれません。会社の矛盾に振り回されることなく、自分の未来を大切にしてください。