昨日は第2回維新政治塾が行われた。
上記の図書は、コンプラナンス順守のために、各自理解しておいた方が良いので、推薦図書である。但し、2023年の統一地方選挙版が行われるので、改定されるであろう図書である。値段が高いので、購入されるにあたっては、ご注意を頂き本である。
第2回政治塾の内容も本当に面白かった。
具体的な選挙について、どのように進んでいくのか、お勧めする取り組みも紹介していただいた。
どの候補もジレンマを抱えながら、取り組みを開始しているのが分かった。家族の理解を得られるかという問題も大きいと思った。会社を辞めて、選挙に取組み、落選したら失業者である。具体的なチラシの作成につてもお金がかかる。特に選挙期間は、ボランティア組織が立ち上がっていなければならず、事務局長や会計担当についても、ボランティアで集めなければならない。
私は、ボランティアで事務局長や会計担当は難しいと感じた。特に金銭の取り扱いは重要である。一つの誤りで公職選挙法違反になる場合もある。今は連座制である。議員候補を含めて、間違った、特にお金の取り扱いは、連座制で逮捕・起訴される可能性がある。有罪になった者の再就職は非常に難しいと想定される。
それから、組織や知名度や資金力や候補者力が大切と学んだ。私には課題が大きいと感じた。
私の場合は、愛媛出身で大学卒業するまで、愛媛に居た。他の大学に行きたかったが、兄がいて、県外の国立大学に進学していたので、両親の仕送りの負担は大きかった。金銭的に裕福でない私には、地元の国立大学しか選択肢が無かった。(当時は奨学金の存在を知らなかった)友人からは、地元の国立大学に希望するなら、何故進学校の進学クラスに居るのか、疑問だと真顔で言われた。多くが、有名国立大学や医学部を受験する人材が多かった。
私は、その後、会社員となり、一転12回転居した転勤族である。私の友人の多くは愛媛にはいるが、現在住んでいる大阪にはいない。私は、「大阪から日本を変える」に共感した者である。大阪以外の選挙は考えていない。要は、地盤が何もないのである。勿論、現在勤めている会社から応援してもらうことも可能性があるが、支持政党が明確な大企業では、それも難しい。もし、私の選挙に協力すれば、それだけで会社的には異端児である。協力してくれるボランティアスタッフに迷惑はかけたくない。
自分が無い無い尽くしなのがよくわかった。しかし、私は大阪・関西万博2025のために、その前に大阪で施策を打ちたくて、大阪にて政治家になりたいものである。メインのチャンスはこの1回である。勿論、その後にもチャンスがあるだろうが、現在56歳で近々に57歳になる。若い世代が立ち上がっている政策集団である維新にとっては、イメージもギャップが出るだろう。そこは、政党の判断である。
私は今年度末で、会社を辞めることを決めている人間である。もう既に、妻の入院もあったので、会社は休んでいる。10月からは休職することを考えている。そのかわり、今年度末でグループ外に出ていくこと、会社の退職をコミットメントするよう調整済である。
私は選挙時に57歳なので、会社を辞めるリスクは、子育て世代と比較すると小さい。私は、①選挙に挑戦②起業③転職を視野に入れて活動している。しかし、早い決断が必要である。
挑戦してみたい、ボランティアが揃わないのジレンマで、短期間悩むことになるだろう。でも、挑戦してみたい気持ちは強くなってきた。
勿論、政党が推薦するかどうかを決めてからである。無所属で出馬しても良いが、政策が似ている政党以外から出馬するのは、何故なのか自己矛盾が起こってしまう。
政党の推薦を頂いたら、出馬する。後のことは、走りながら考える。これで行こうと思う。
ブログを読んだ方の中には、政党に違和感を持っている人もいるかもしれない。しかし、大阪は変わった。私の出身の愛媛県とは大違いである。それまでは、誰が政治しても一緒でしょ、優秀な公務員がお膳立てして、神輿として乗っかっているだけでしょ。と、冷めた目で政治を見ていた。でも、大阪は施策によって大きく変わることを証明した。実現した政策について、多くの方は是々非々で意見をお持ちだと思う。でも、大阪は変わった。二重行政の無駄も対処しようとしているし、大阪から企業が逃げ出した理由もはっきり分かっているので、対処しようとしている。
そして、私のジレンマは暫く続くことになる。