米中貿易摩擦について、検討していました

変わってるのかな

UnsplashLi Yangが撮影した写真


米中貿易摩擦について、検討していました。

米中は貿易戦争はどうなるかわかりません。当初はデカップリングを行うと言われていましたが、リリスニングと言われたり、協力しながら、一部で競争する関係は続いていくと考えています。

付加価値貿易を見ると、米中の貿易不均衡が大きなレベルではないと気が付きます。

もはやグローバルなサプライチェーンが構築されていて、中国はアジア各国から中間財を集め、米国に最終財を輸出しているという関係にあるから、これを再構築するのは難しいのですが、米国はフレンドリーシェアリングという形で、友好国だけでサプライチェーンを構築することを目指しています。

米国は軍事関係を除いて、特定の産業に補助金を出すようなことはしてきませんでしたが、半導体に関しては国内回帰を進めており、国内で工場を作ると、それを支援する体制を整備しています。

それでも米国に製造業が回帰するのかは疑問です。ファブレス企業が増え、ファンドリー企業は韓国や台湾に任せるという形態になってきました。米国は高いテクノロジーと確保しながら、製造にはますます遠くなるという気がします。

米国国内で、グリーンニューディールとか民主党政権が大きな政府となり推し進め、結果として貿易赤字はますます増えていくという形になっていきますが、米国国内産業を育成できるかが、ポイントです。

フレンドリーシェリングに沿って、多くの半導体製造装置を輸出している日本企業は打撃を受ける可能性があります。特定の産業の輸出審査の厳格化が、日本にどのような影響を与えるのかを見守るしかありませんが、日本企業は多くの販売チャンスを無くしていき、低迷するのではないかと予測します。

グローバルなサプライチェーンが、どのように変化をしていくのかが、注目されます。

米国の貿易赤字を拡大させないため、米中の間で関税がコントロールされていますが、米国の輸入が中国から東南アジアに移っただけという評価もあります。

いずれにしても、デカップリング政策がどのようになるのかによって、日本経済は大きな影響を受けます。韓国や台湾、東南アジアもきっと同じでしょう。

TPP域内で、どのような戦略が打ち出されるか、日本政府の政策にも期待が高まります。

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