製造業のDX事例について、話を聞いてきた。
製造業の実態が分からないが、お話では、図面は紙で管理をされているらしい。
受発注データはさすがにデータでやり取りしているようだが、商品コードと図面は連携をしていない会社が多いらしい。
まずは紙をデータにする(AI-OCRなどで)のが、トレンドだと思う。でも、そのままOCRで読み取りましたでは、何の変化も起きない。DXでない。トランスフォーメーションしていない。
今回の事例は、図面の統一化と受発注データと連携した事例だった。図面に過去の受発注実績や値段が一緒に記載されていた。一目でどんな図面なのか、値段はいくらか、過去の受発注数が明記されていた。
こうすると便利である。過去の図面を紙で探し回る必要が無いし、これって発注どこにできるんだったのかも明確になる。これだけで、業務の流れも変わってくる。トランスフォーメーションしているから、これはDXの事例だと思った。
今回は簡単な事例だが、実証実験がいろんなところで行われている。市でも大規模に実証実験のプラットフォームを提供している場所がある。そこに参画して、もっと学ぶつもりである。
50代でおこがましいが、DX、GXのプロフェッショナルと呼ばれることを目指している。
これ以外に、製造業のDXとして、IoTの導入事例の実証実験も見てきた。但し、既存の制御盤から電流値をもらったり、アラームを遠隔でみえるようにしたりという事例である。仕事の仕方として、FA監視者がその場でなく、リモートで仕事ができるようにするという事例である。AIを導入し、自動化するのが一般的である。
このように、製造現場のDXの目的は、「自動化」である。自動化すれば、働いている人の仕事が奪われる。形を変えて、新しい業務をしていただくべきである。(雇用の流動化には、もっと仕組みが必要だと思っています。)
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