退職決裁が終わり、35年間の大企業(N)生活に終止符を。転職目指して分かる大企業のメリット。大企業の看板はだてじゃない。
私が入社した1988年はバブル絶頂期。就職も売り手市場で、理系の学生は学校推薦(教授推薦)を受けて、多くの方がそのまま就職をしていた時代である。
終身雇用の最後の方の世代かもしれない。それに比べたら、今の若い方は大変だ。それでも、転職しながら、果敢に挑戦し、自らのキャリアを上手く形成している方も多い。
私は、今、起業や転職を目指しているが、35年間勤めた後の話である。
私は、バブル崩壊を引きずり、給与がぐんぐん上がっていく時代を経験し、そして失われた30年間を会社で過ごした。
会社の経営はグループ全体で安定していたが、早期退職再雇用制度を設け、固定費削減にやっきになっていた時代があり、その頃には社内では様々な問題が生じていた。
それでも、名刺を出すと全面的に信頼していただける環境は、大企業ならではだ。
今は、SNSも発展し、フリーランスや個人事業主として仕事をしたり、ネット上で公開されるHOW TOで、実際にFIREまで達成する方も多い。今の方が個人で稼ぐ手段は恵まれていると思うが、1社でずっと安定的に仕事が出来た時代は、生活する上ではありがたかった。
これから、全く未知の世界に飛び出していくが、不安でもあり、面白そうでもあり。
それにしても、早く転職を決めなくちゃ。転職予定は、中小企業になる予定。雇ってもらえるだけありがたいが、まだ決定していない。
転職の軸は、起業するにあたって、私に欠けていることを埋めることにある。(転職先には絶対言えない)
今日が3月17日。営業日で、3月は9営業日である。失業する不安に耐えながら、転職活動に力を入れている。
転職辞退者が多く、2巡目のチャンスが巡ってきているのか、新しい求人も公開されたり、3月がいろんな会社の切れ目になっているのは、思い込みかもしれない。まだまだ、転職のチャンスはあるような気がする。
転職エージェントに囲われ、他の選考を終わらせ、1社にしぼってしまったが、本当に大丈夫なのだろうか。(職業選択の自由が保障されているから、書いたサインは無効のような気がする。)
そこがダメらな完全失業だが、その時はその時で、ビジネスプラン作成に全エネルギーを注ぎ、取り組んでいく。57歳の転職だから、失うものは、それほど大きくない。
働き盛りで、転職したり、起業する方の勇気に比べたら、楽なもんだ。
新生活に期待し、ワクワクもしている。新入社員だから。
<