映画「Dr.コト―診療所」を見て、また泣く

変わってるのかな

Dimitris VetsikasPixabayからの画像


映画「Dr.コト―診療所」を見て、また泣いた。

過疎が進む島で奮闘する医師のドラマであるが、配役に趣があって、個性的で面白い。

テレビシリーズの映画版なので、大きな前提条件は変わっていない。

いつのまにか歳月が費やされ、皆、老けていたが、Dr.コト―の奥さん役の柴咲コウさんだけ、あまり老けておらず、Dr.コト―の子供を産むという設定であったのは、「ちょっと、ずるい」と思ってしまった。

Dr.コト―も病気にかかり、それでも必死で台風でけがをしたり、病気を悪化させてくる患者の手術をしたりと、村人は協力的ではあるものの、医療関係者は孤軍奮闘だ。

異常事態であるものの、このままでは持たないと感じた。

映画は映画で感動的で良いが、こんな村が本当にあるとすると、対策が必須だ。

新しい看護士として赴任した生田絵梨花なども愛嬌を振りまきながら、献身的に島に尽くすが、医療体制には無理がある。

実際の話として、私は妻の実家で、救急車を呼ぼうとして、「この地域には救急車は来ない。どうしても急ぐなら、他の市から派遣しますが」と言われ、とても驚いたが、こういう地域が本当にあることも事実だ。

医師はある程度、金銭や名声を得ようとするのは仕方が無く、こういう過疎地域に第一線の医師が来てくれることは稀だろう。

こういう社会的課題を解決していくには、遠隔医療や遠隔手術しかないと思うが、遠隔手術になると、医師や看護師がゼロでは無理だろう。

こういう社会課題を解決することに、これからの生涯は使いたいと考えている。

だから政治家になろうとしたし、大学院で学ぼうとした。(実力が伴わず、叶わなかったが……)

残りの人生は、そんなことに費やしたいと考えている。

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