多くの人は自己資金だけでは、なかなか起業できない。最近は、スモールビジネスもあり、創業時に大きな資金を必要としない運営も可能になってきた。それでも、創業時に自己資金だけでは足りないケースが多い。そんな時に大切なのは適切な融資を受けることだ。金融機関が主な融資元になるが、審査が行われる。金融機関によっても違うが、重要視されるのは事業計画だ。どれだけ論理的にビジネスとしての成功確率が高いのかを証明しないといけない。
ある金融機関では、1回面接で約1時間くらいのレビューが求められる。もともと事業計画がしっかりしていないと、実現の可能性が低くなってくる。５W１Hで、しっかりと考えておかないといけない。マーケティングの観点も重要で、一般的な４Pは、せめて、押さえておきたい。金融機関から信頼されることも重要だ。公共料金の滞納があったり、クレジットカードで未払いがあると信頼が得にくい。自己資金部分も、こつこつと貯めていたという取り組み姿勢も重視される。融資は創業前に受けられることが多く、創業後は事業計画の達成度合いや計数の評価が重要になってくるから、融資は受けにくい。
出来れば、自己資金で、出来るなら金融機関以外のクラウドファンディングなどが得られれば、そちらの方が良いのかもしれない。しかし、そっちにもビジネスを狙っている人もいる。リスクを考えると、どうしても起業が遠くなる。計画性や冷静さが重要だ。しっかり、考え抜くしかない。その中に、楽しみや情熱があるのかもしれない。
