創業スクールをもう一度。再会から広がる、起業家としての次の一歩
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■ かつて学んだ場所へ、もう一度足を運ぶということ
数年前、私は創業を志し、地域の創業スクールに通っていた。
授業の内容はもちろん、同じ志を持つ仲間たちと語り合った日々が、今でも心に残っている。
そんなある日、かつて一緒に学んだ方から連絡が来た。
「○○創業スクールで、セミナーがあるんだけど、一緒に行かない?」
迷うことなく、私は「行く」と返事をした。
■ なぜ再び、創業スクールに行くのか
理由は単純だ。
人脈が足りない。
起業家として、日々の実務や販売促進、補助金申請に追われる中、**“相談できる仲間”や“連携できる同業者”**の存在が圧倒的に少ないことに気づいたからだ。
SNSは便利だが、やはりリアルな場で出会い、話し、繋がることの価値は大きい。
■ 再訪して感じた“空気感”
久々に訪れた創業スクールの会場。
懐かしさと同時に、あの頃の「なんとか形にしたい」「前に進みたい」という初心の感覚がよみがえった。
参加者は、若手からシニアまで幅広い。
私と同じように“再訪”していた人もいれば、これから開業を目指す初参加の人もいた。
講師の話を聞きながら、周囲と名刺交換をする中で、自分の立ち位置が少し変わってきたことも実感した。
■ 人脈拡大は“気軽な一言”から始まる
人脈拡大と聞くと、少し身構えてしまうが、実は“ちょっと話す”ことが一番の突破口だ。
「どんなお仕事をされているんですか?」
「その名刺、デザインが素敵ですね!」
そうした些細な言葉が、次に繋がる扉を開いてくれる。
今回のセミナーでも、3人の方と連絡先を交換し、1人は後日、コラボ商品の打ち合わせをすることになった。
■ 創業スクールの“2周目”で得られる3つのこと
① 自分の成長を感じられる
以前はただ吸収する側だったが、今は自分の経験を伝えることもできる。
② 同じ価値観を持つ人と出会える
起業を目指す人の“熱量”は、自分にも再点火を促してくれる。
③ チャンスの種が見つかる
思わぬ出会いが、事業提携や販路開拓のきっかけになることもある。
■ “再学び”のすすめ
創業スクール=初心者向け、という印象があるかもしれないが、学び直しやネットワーク再構築の場としても価値が高い。
起業は孤独な道のりだが、仲間がいれば違う。
「もう一度、行ってみようかな」
その一歩が、未来を変えるきっかけになるかもしれない。
■ 最後に:あなたにもおすすめしたい、再会と再出発の一日
- もう一度、創業スクールに行ってみる。
- 昔の知人と再会する。
- 新しい出会いに心を開く。
起業の道は、自分で切り開くものだけど、“誰と歩くか”がその質を決める。
今日の出会いが、明日のビジネスに繋がる。
それを信じて、私はまたこの場に帰ってきた。














