「ITトレンドEXPO2022 Summer」が2022年9月5日(月)から9月9日(金)に開催されている。
昨日のブログで、「ITトレンドEXPO2022 Summer」は書いた。
いくつかの講演をお聞きしたが、商品の紹介やメリット・デメリットの紹介が多いという印象を受けた。仕方がないことであるが、全体像が分かりにくいという印象を受けた。
一方、「スーパーDXサミット」は9月6日(火曜)から7月8日(木曜)の間開催されている。こちらはパネルディスカッションが中心に、DXのあり方などを含めて、先進的な議論が中心である。
中には、「AIが発明を考える時代~特許DXが日本を元気にする」といった大胆なテーマで、DXについて論じられていた。
このディスカッションについては、夢のような話には議論が向いていかず、AIは人間が指示した中身をあくまでも実行するもので、特許についても、作業の簡略化はできても、新しい特許をAIが発明するのは言い過ぎであるという結論に達したと思う。
それにしてもテーマは、思い切って振り切ったテーマで面白みがある。
他には、「多様化するデジタル通貨と金融の未来~ステーブルコインの新法制などから見る地方創生、成長、新ビジネス」という先進的なテーマもあった。議論は難しかったが、面白かった。内容はデジタル通貨や仮想通貨についての可能性について、徹底議論していた。結論は法整備とか、仮想通貨の信頼性確保の難しさといった一般的な内容に落ちやすいものの、とても先進的な議論が行われていて、実際にそれに取組んでいるベンチャー的な企業がこれだけあることを知り、正直、驚いた。
「ITトレンドEXPO2022 Summer」にも名だたる企業が出ていて、実際の導入事例を紹介していた。導入するにあたってのKPIの設定の仕方等の事例も含んで、今現在販売されているシステムなどの紹介や導入事例が多かったように思う。
「ITトレンドEXPO2022 Summer」が現在から数年後、「スーパーDXサミット」は将来に向けての議論という印象で、どちらもとても面白かった。
興味深いお話が多いだけに、同時開催は私には残念だった。どうせなら、もう少し、腰を据えて聞いてみたいと思った。
私もDXやGXにかかわっていきたいと考えている。正確には、関わっていない企業は生き残れないと考えている。
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