メルカリショップで1商品から始めてみた:個人出品とショップ出展の違いとは?
はじめに
メルカリに「ショップ」という仕組みがあるのをご存じだろうか?
メルカリといえば、個人が中古品を売買するアプリとして広く知られているが、2021年から始まった「メルカリShops」は、個人事業主や法人が“お店”として出展できる新しい形の販売チャネルだ。
私も今回、試しに「1商品だけ」で出店してみた。すると、思いがけない発見があった。
本記事では、メルカリの個人出品とメルカリショップ出展の違いを一覧表で明確に比較しながら、販売戦略や可能性について5000字規模で深掘りしていく。
メルカリ
メルカリショップとは何か?
メルカリShopsは、メルカリアプリやWebを通じて、新品の商品を“店舗”形式で販売できるプラットフォームである。
大きな特徴は:
- 在庫数の管理が可能
- 受注データや売上管理ができる管理画面がある
- 複数商品を“ブランド”として並べられる
- 法人だけでなく個人事業主でも開設可能
最近では、農家や工芸作家など、地方の小規模事業者の販路としても注目されている。
実際に出展してみた感想
- スマホで簡単に登録できる(10分程度)
- 1商品だけでも「ショップ」として見られるので信頼感がある
- 個人出品より検索に引っかかりやすい印象
- ただし、“お店らしさ”を出すには画像・文言の工夫が必要
では、メルカリショップと個人出品は具体的に何が違うのか?
一覧比較:メルカリ個人出品 vs メルカリShops
項目 | 個人出品(通常のメルカリ) | メルカリShops(店舗型) |
---|---|---|
出品対象 | 中古・個人所有物がメイン | 新品・ハンドメイド・仕入商品OK |
出品数上限 | 無制限(ただし在庫管理は手動) | 在庫管理あり/数百点もOK |
ブランド構築 | 不可(バラ売り印象) | ショップ名・ロゴ・説明でブランド化可 |
注文管理機能 | 最低限(通知と履歴のみ) | 管理画面で一覧・CSV出力も可能 |
購入者への信頼感 | 匿名で個人対個人 | “店舗からの購入”で安心感がある |
決済・発送 | 購入後に個別対応 | 一括設定が可能(送料自動表示など) |
プロモーション機能 | 限定的(いいね機能や値下げだけ) | クーポン配布・フォロー特典あり |
ショップ外部連携 | 不可 | InstagramなどSNSとの連携が可能 |
月額費用 | 無料 | 無料(販売手数料は同じ10%) |
なぜ1商品から“ショップ形式”で始めるのか?
「商品が1つしかないのにショップを開いて意味あるの?」と思うかもしれない。
しかし、それには理由がある:
- 売れるかどうか“反応を見たい” → 小規模でリスクなくテスト
- ブランド力を演出したい → ロゴや説明文でプロっぽさを演出
- 後々商品を増やす前提で基盤を作りたい
つまり、「最初の1商品」がショップの“お試しベータ版”なのだ。
販売促進のポイント
- 商品画像を3枚以上用意する(使用シーン・特徴)
- 説明文は「悩み→解決→スペック→安心」で構成
- SNSやブログとの導線を用意する(Instagramやnote)
- 初回購入特典やクーポンを発行する
- ショップフォローを促す(次回値引きなど)
今後の展望と可能性
メルカリショップは「プチ起業」や「副業の入り口」として最適な場所だ。
1商品で試し、反応がよければ:
- 商品バリエーションを増やす
- 自社ECやBASEと連携する
- メルカリShops内ランキングに載せて流入UP
特にメルカリの持つ巨大なユーザー基盤(2,000万人以上)は大きな魅力。
広告費をかけずにテストマーケティングができる場として活用しない手はない。
まとめ
メルカリショップは、1商品からでもスタートできる“ECの登竜門”。
個人出品とは違い、ブランディングや販促の自由度が高く、「売れる仕組み」を考えやすい。
これからネット販売を始めようと考えている方にとって、最もリスクの少ない第一歩といえるだろう。
た。













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