大学院で松下幸之助さんとアントレプレナーについて学んでいる。熱海会談で、課題を解決し、更に強い組織を作っていく経営の神様は偉大だ。

転職か、起業か

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大学院で松下幸之助さんとアントレプレナーについて学んでいる。熱海会談で、課題を解決し、更に強い組織を作っていく経営の神様は偉大だ。

自分自身にアントレプレナーとしての資質があるかどうか確認をしているが、残念ながら無い。

経営の神様と言われた松下幸之助さんは本当に偉大だ。

学歴は小学校4年まで、お金は無く、体も弱いという状況からのスタート。

後に、娘が語っているが、「父が布団に寝ている姿しか記憶にない」というほど、病弱だった。

これを今日の松下グループという大会社に育て上げた功績は大きい。

何度も危機に見舞われているが、世界恐慌時にも、社員の雇用を切ることなく、在庫を会社を上げて売り、乗り越える。戦争後に財閥の一部として、会社を分割され、制限された苦難の時代を生き抜き、事業部制を採用し、発展するための素地としている。

圧巻なのは、昭和39年に行われた熱海会談である。全国の販売店と松下電器産業との間で、方針の歪が生じ、熱海会談で解決をしていく。この解決のために、内部では1年以上も準備していたと言われている。

熱海会談で、「全て私が悪かった。今日の松下電器産業があるのは、皆さまたち販売店のおかげだ。私は皆さんへの恩を忘れていた。」といって、解決の陣頭指揮を執る松下幸之助さん、会長職にいたにもかかわらず、現場復帰。熱海会談では、両者が泣き、お互い悪かったと言わしめる松下幸之助さんの人徳。

私には、松下幸之助さんが意図して、今日のような大企業を作ったのではなく、本質は創業当時の思いにあるのではないかと思う。国民生活を豊かにするため、良い製品を安く届ける、という使命を念頭に置いていた時期があり、高度経済成長と相まって、結果的に大きな企業になっていた。というのが実態ではないかと推測した。

日本にこれだけの経営者が出てくるのだろうかと思われるが、ピンチをチャンスに変え、挑戦をしていた松下幸之助さんの人生は日本人の心を強く揺さぶる。

現存するビデオを見て、涙する。このために松下幸之助さんを研究している組織も存在している。

世界でも有名な松下幸之助さんに学ぶ点は多い。

松下(Pnasonic)グループに入り込みたいと、57歳転職で、沢山希望したが、60歳定年をうたっているこの会社には受け入れなれなかった。(門前払いだった。)

少しでも学んで、自分がこの期に及んで、アントレプレナーになれるのか、考えていきたい。

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