MBA修論と起業の苦悩:評価に挫けた一人社長のリアル
はじめに
「やる気が出ない…」
MBAでの課題解決、修論にあたるプロジェクトに全力を注ぐため、会社を辞めざるを得なかった。 しかし、準備が整わないまま、起業という新たな挑戦に突入してしまった結果、思うように評価が得られず、 気持ちは沈み続けています。
特に、期待していた指導教授からのサポートが得られなかったことも大きな要因です。 「先生に対する不信感」は、日を追うごとに増していくばかりです。
今回は、そんな自分の実体験をもとに、 MBAの修論、起業、評価、そして心の葛藤について赤裸々に綴ってみたいと思います。
MBA修論のプレッシャーと会社退職
MBAに進学した当初は、学びの多さに喜びを感じていました。 しかし、修論に取り組む段階になり、状況は一変しました。
膨大な量の文献調査、データ分析、そして具体的な課題解決策の策定。 会社勤めと両立することが困難になり、ついには会社を辞める決断をしました。
「これで修論に集中できる」と思ったのも束の間、 収入が途絶える不安や、社会から取り残された感覚が襲ってきました。
起業への飛び込みと評価の現実
「自分のビジネスを立ち上げよう!」
会社を辞めたことで、起業という選択肢を取りました。 しかし、準備不足のまま始めてしまったため、 ビジネスプランの甘さやマーケットの理解不足が露呈しました。
特に厳しかったのは、評価の低さです。 ビジネスプランコンテストに応募しても、結果は振るわず。 MBAのクラスでも、周囲からの評価は冷たく感じました。
「自分は何をやっているのか?」
この問いが、頭の中でぐるぐると回り、 やる気を失っていく自分に気づくのに時間はかかりませんでした。
先生への不信感と孤独感
指導教授からのサポートが得られなかったことも、 精神的なダメージを大きくしました。
「どこを直せば良いのか?」 「何が足りないのか?」
その答えを求めて、何度も相談に行きましたが、 返ってくるのは曖昧なアドバイスばかり。
「自分で考えなさい」
もちろん、自分で考えることは重要です。 しかし、限界を感じている時に、この言葉は非常に冷たく感じました。
結果として、先生に対する不信感は募り、 相談する気力さえも失っていきました。
どん底からの再起に向けて
「このままでは終われない」
少しずつですが、前を向くための行動を始めました。 小さな成功体験を積み重ねることで、 自信を取り戻そうとしています。
例えば、ビジネスプランの見直しや、 マーケットリサーチの再実施、 外部のメンターに相談することも始めました。
そして、何よりも大切なのは、 「自分を責めすぎないこと」だと感じています。
まとめ
MBA修論、起業、評価、そして不信感と孤独。 この経験を通して感じたのは、 どんなに辛くても「行動し続けること」の大切さです。
もし同じように苦しんでいる方がいたら、 少しでも参考になれば嬉しいです。







