【デイトレードで勝てない】60代、技術士の専門知識を株式投資に活かすことにした

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【デイトレードで勝てない】60代、技術士の専門知識を株式投資に活かすことにした

デイトレードを続けています。

しかし、なかなかうまくいきません。

利益が出る日もあります。

数千円勝つこともあります。

そういう日は、

「もしかすると、このまま続ければ生活費くらいは稼げるようになるのではないか」

と思ってしまいます。

しかし、そう簡単ではありませんでした。

利益が出たからといって、次の日も勝てるわけではありません。

相場が変われば、自分の思った方向には動かない。

買った直後に下がることもある。

売った直後に上がることもある。

そして最近、少し考え方が変わってきました。

私は、短期の値動きを当てることばかり考えすぎていたのではないか。

それよりも、自分がこれまで何十年もかけて身につけてきた専門知識を、もっと掘り下げるべきではないか。

私には技術士(電気電子部門)としての専門性があります。

そしてMBAで経営についても勉強しました。

だったら、

技術士(電気電子部門)×MBA×株式投資

という、自分の得意分野で勝負する。

今はその方向をもっと真剣に考えています。


デイトレードで生活費を稼ぐのは簡単ではなかった

現在の私にとって、株式投資は単なる趣味ではありません。

生活という現実があります。

転職活動も続けていますが、60歳を過ぎてからの再就職は想像以上に難しく、数十社に応募しても書類選考をなかなか通過できません。

会社を設立してビジネスにも挑戦しました。

しかし、こちらも思うように収益につながっていません。

だから、

「株式投資で当面の生活費の一部を稼げないだろうか」

と考えました。

デイトレードなら、その日のうちに結果が出ます。

うまくいけば数千円。

さらにうまくいけば1万円。

仮に1日1万円を安定して稼ぐことができれば、月20営業日で20万円になります。

数字だけを見ると魅力的です。

しかし、実際にやってみると、この「安定して」という言葉がとてつもなく難しい。


数千円勝ったくらいでは「勝てる」とは言えない

デイトレードを始めると、利益が出た日の印象が強く残ります。

例えば5,000円勝った。

すると、

「今日5,000円なら、明日も5,000円」

と考えたくなります。

でも当然、そんな保証はありません。

今日5,000円勝っても、明日1万円負ければトータルではマイナスです。

だから最近は、

一日の利益ではなく、再現性を見る必要がある

と思うようになりました。

10回。

50回。

100回。

200回。

それだけ取引したときに、本当に利益が残るのか。

ここを検証しない限り、

「自分はデイトレードで勝てる」

とは言えません。


「1日1万円稼ぎたい」が投資判断を狂わせる

もう一つ感じていることがあります。

生活費を株式投資で稼ごうとすると、

「今日も利益を出さなければならない」

という気持ちが生まれます。

これは危険です。

相場には、私の生活事情など関係ありません。

今日は1万円必要だから、相場から1万円もらう。

そんなことはできません。

本当なら取引しない方がいい日でも、

「今日はまだ0円だ」

と思えば、何か買いたくなる。

損をすると、

「取り返さなければ」

と思う。

そして無理なトレードをする。

これでは投資ではなく、生活費に追いかけられた売買になってしまいます。


デイトレードが駄目なら、自分の得意分野に戻ってみる

そこで最近、自分自身に問いかけています。

「自分の強みは、本当にデイトレードなのか?」

答えは、今のところ「違う」でしょう。

まだ勉強している途中です。

では、自分が長い時間をかけて身につけてきたものは何か。

そこに戻ってみます。

私の場合、その一つが、

電気・電子分野の技術です。

技術士(電気電子部門)の資格も取得しました。

そしてもう一つが、

MBAで学んだ経営知識です。

だったら、この二つをもっと株式投資に使えばいいのではないか。


技術士(電気電子部門)の専門性をもっと掘り下げる

ただ、ここで一つ反省があります。

技術士だからといって、電気電子関連のすべてに詳しいわけではありません。

電気・電子というだけでも非常に広い分野です。

半導体。

電子部品。

電力。

通信。

制御。

FA。

計測。

パワーエレクトロニクス。

蓄電池。

データセンター。

AI関連のハードウェア。

それぞれに高度な専門知識があります。

だから、

「技術士だから分かる」

で終わってはいけない。

むしろ、

技術士だからこそ、さらに勉強する。

これが必要だと思っています。


「得意分野」をさらに細分化する

例えば半導体を研究するとします。

しかし、「半導体関連企業」で終わってしまえば範囲が広すぎます。

半導体メーカー。

製造装置。

検査装置。

材料。

シリコンウエハー。

フォトレジスト。

パワー半導体。

アナログ半導体。

メモリー。

センサー。

さらに製造工程もあります。

つまり、

「半導体株を買う」ではなく、その企業が半導体産業のどこで利益を生み出しているのかまで理解する。

ここまで掘り下げたいと思っています。


技術者として「参入障壁」を考える

株式投資で企業を見るとき、技術者として特に注目したいのが、

技術的な参入障壁

です。

その会社の製品は、他社でも簡単に作れるのか。

長期間の研究開発が必要なのか。

製造ノウハウが必要なのか。

顧客との長期間の認証や評価が必要なのか。

製品を変更すると顧客側に大きなコストが発生するのか。

特許だけではなく、製造技術や品質管理そのものが競争力になっているのか。

こういうところは、単純なPERやPBRだけを見ていても分かりません。

ここに、

技術者として企業を見る意味

があるのではないでしょうか。


ただし「技術がすごい会社=良い投資先」ではない

ここは自分への注意でもあります。

技術者は、優れた技術を見ると評価したくなります。

「これはすごい」

「他社には作れない」

「将来性がある」

しかし、株式投資ではそれだけでは足りません。

どれだけ素晴らしい技術でも、顧客がお金を払わなければ事業にはなりません。

市場規模が小さいかもしれない。

利益率が低いかもしれない。

研究開発費が大きすぎるかもしれない。

設備投資負担が重いかもしれない。

一社の大口顧客に依存しているかもしれない。

そして何より、

素晴らしい会社でも株価が高すぎれば、良い投資になるとは限りません。

ここでMBAの知識を使います。


MBAの知識で「技術」を「利益」に変換して考える

MBAでは経営について勉強しました。

今こそ、その知識を企業分析に使うべきなのかもしれません。

技術士として、

「この技術は強い」

と考える。

次にMBAの視点から、

「では、この技術をどうやって利益に変えているのか」

を考える。

ここが重要です。

例えば、

市場規模は拡大しているか。

競争相手は誰なのか。

価格決定力はあるのか。

営業利益率は高いのか。

ROEはどうか。

ROICはどうか。

キャッシュフローは安定しているか。

研究開発費は将来の売上につながっているか。

設備投資に対して十分な利益を生んでいるか。

こうした数字を見ていく。


技術→市場→事業→財務→経営→株価

以前よりも、企業を見る順番をさらに明確にしたいと思っています。

① 技術

何を作っているのか。

どこが技術的に優れているのか。

代替技術はあるのか。

② 市場

その技術を必要とする市場は成長しているのか。

③ 事業

その会社はどうやって売上と利益を作っているのか。

④ 財務

利益率、キャッシュフロー、ROE、ROIC、財務体質はどうなのか。

⑤ 経営

経営陣は資本をどこへ配分しているのか。

研究開発や設備投資は適切なのか。

⑥ 株価

そして最後に、その企業の価値に対して現在の株価をどう考えるか。

私はこの順番を、自分の企業分析の型にしてみたいと思っています。


デイトレードと企業分析投資を混同しない

ここでもう一つ整理しておかなければなりません。

企業についてどれだけ詳しくなっても、

明日の株価が上がるとは限りません。

まして、今日の午後に上がるかどうかは別問題です。

デイトレードでは需給、出来高、値動きなど、短期売買に必要な別の要素があります。

一方、

技術力。

競争優位性。

利益率。

ROIC。

成長性。

企業価値。

こうした分析は、より長い時間軸で企業を見るためのものです。

だから今後は、

「デイトレード」と「専門知識を使った企業分析」を分けて考える

必要があると思っています。


自分が分からない企業まで無理に投資する必要はない

株式市場にはたくさんの銘柄があります。

毎日のように、

「今日の急騰株」

「明日の注目銘柄」

「次のテーマ株」

といった情報が出てきます。

それを全部追いかけていたらキリがありません。

しかも、自分が事業内容を理解できない会社まで売買することになります。

それなら発想を変える。

自分が理解できる会社を増やす。

そして、その中から投資対象を探す。

私ならまず、電気電子分野です。

これまでの専門性をさらに深くする。


「誰よりも詳しい分野」を一つ作りたい

最近は、これが重要なのではないかと思っています。

電気電子全般に少し詳しい。

MBAで経営全般を少し知っている。

株式投資について少し知っている。

これでは、どれも中途半端になってしまう可能性があります。

だったら、

一つの領域を徹底的に掘り下げる。

例えば、

「パワー半導体関連企業」

でもいい。

「データセンターの電力設備」

でもいい。

「FA・制御機器」

でもいい。

「電子部品」

でもいい。

一つ決めて、その産業について徹底的に勉強する。

主要企業を調べる。

海外企業も調べる。

技術動向を調べる。

市場規模を見る。

決算を見る。

競争関係を見る。

これを続ける。

半年後には、

「この分野ならかなり詳しい」

と言える状態を作りたいと思っています。


専門知識は株式投資以外でも利益になるかもしれない

そして、ここが最近一番重要だと思っているところです。

専門知識を深める目的を、

株式投資だけに限定する必要はない

のではないでしょうか。

例えば、電気電子分野の企業研究を続ける。

その結果をブログに書く。

技術動向について記事を書く。

MBA的な企業分析を書く。

それを蓄積する。

すると、その知識は別の形でも価値を持つ可能性があります。


「専門知識→投資→ブログ→勉強会→コンサル」という流れ

今、頭の中にあるのはこんな流れです。

専門分野を徹底的に勉強する

その知識を株式投資の企業分析に使う

調べたことをブログで発信する

企業分析や投資をテーマにした勉強会を開く

さらに専門性を高める

将来的には経営・技術コンサルティングにもつなげる

こう考えると、勉強そのものが無駄になりません。

仮に株式投資で思ったほど利益が出なかったとしても、専門知識は残ります。

ブログ記事も残ります。

企業分析の経験も残ります。

そこから別の仕事が生まれる可能性があります。


技術士×MBAを「資格」から「稼ぐ力」へ変えたい

私は技術士を取得しました。

MBAも取得しました。

しかし、資格を持っているだけでは生活費は生まれません。

履歴書に、

「技術士」

「MBA」

と書いても、転職活動ではなかなか結果につながらない。

それなら、

資格を持っていることではなく、その知識をどう使うか

を考える必要があります。

技術士だから技術を深く理解する。

MBAだから企業の経営を分析する。

そして、その二つを投資、ブログ、勉強会、コンサルティングへ展開する。

そうやって初めて、

技術士×MBAという組み合わせが、自分自身の経済的な価値になる

のかもしれません。


60代だからこそ、広げるより「深くする」

若い頃なら、新しい分野へどんどん挑戦することもできました。

しかし60代になった今、時間は無限ではありません。

何でも勉強する。

何でも挑戦する。

それでは間に合わないかもしれません。

だから、

これまで身につけてきたものを深くする。

私はこの方向へ少しずつ考え方を変えています。

技術士として培った電気電子の知識。

MBAで学んだ経営。

この二つをさらに磨く。

そこに株式投資を組み合わせる。


「得意なことを利益に変える」ことを真剣に考える

結局、今の自分に必要なのは、

得意なことを、どうやって利益に変えるか

ということだと思います。

資格を増やすことではありません。

知識をただ増やすことでもありません。

勉強した知識を使う。

企業を見る。

投資判断をする。

文章を書く。

人に説明する。

サービスにする。

そうして初めて知識が経済的価値に変わります。

これは簡単ではありません。

でも、デイトレードで毎日値動きを追い続けるだけより、自分には合っている可能性があります。


生活費を稼ぐために始めた株式投資。でも焦らない

とはいえ、現実問題として生活費は必要です。

ここは変わりません。

だから株式投資で利益を出したいという気持ちもあります。

しかし、

生活費が必要だから大きなリスクを取る

という方向には行かないようにしたい。

生活を守るために始めた投資で、生活資金そのものを大きく失えば意味がありません。

特に短期売買や信用取引では、その意識を忘れないようにしたいと思います。

今必要なのは一発逆転ではありません。

生き残ることです。


まとめ|トレードで勝てない。だから自分の専門分野をもっと掘り下げる

デイトレードをやってみました。

利益が出る日もあります。

でも、なかなかうまくいきません。

そして最近、一つの結論に近づいています。

短期の株価を当てることだけに、自分の時間を使うべきではない。

私はこれまで技術者として働いてきました。

技術士(電気電子部門)を取得しました。

MBAも取得しました。

だったら、もっとそこを使う。

いや、

もっと掘り下げる。

電気電子という広い分野の中から、自分が徹底的に研究する領域を決める。

技術を調べる。

市場を調べる。

競合企業を調べる。

決算を読む。

財務を分析する。

経営戦略を見る。

そして最後に株価を見る。

技術→市場→事業→財務→経営→株価。

この順番で企業を研究してみます。

そして、その知識を投資だけに使わない。

ブログにもする。

企業分析にもする。

勉強会にもつなげる。

将来的には経営コンサルティングにもつなげたい。

これなら、一つの勉強が複数の可能性につながります。

60代になって、転職がうまくいかない。

ビジネスもうまくいかない。

デイトレードも簡単には勝てない。

だからこそ、

自分がすでに持っているものを、もう一度磨き直す。

技術士。

MBA。

実務経験。

これまで「持っている資格」と考えていました。

これからは違います。

「利益を生み出せる専門性」に変えられるか試してみます。

明日の株価を当てることよりも、

半年後、

「この分野についてなら、自分はかなり詳しい」

と言えるものを作る。

そして、その専門知識を投資にもビジネスにも使う。

今の私には、その方が遠回りに見えて、実は近道なのかもしれません。

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