
一人社長がKindle出版してみた結果|売上より大切だったこと
先日、自分でKindle本を出版しました。
Amazonに自分の本が並んでいるのを見たときは、やっぱり少し感動しました。
本屋に並ぶわけではないけれど、自分がこれまで経験してきたことや考えてきたことが、一冊の本として世の中に出た。
それだけで十分価値があったと思っています。
ただ、今日は少し正直な話を書こうと思います。
結論から言うと、売上は全然伸びていません(笑)。
出版前は、
「知り合いが買ってくれるかな」
「SNSで紹介したら少しは広がるかな」
「もしかしたらAmazonのおすすめに載るかも」
なんて淡い期待もありました。
でも現実はそんなに甘くありませんでした。
出版したから売れる。
良い内容だから売れる。
そんな単純な話ではないことを身をもって学びました。
Kindle出版は想像以上に面白かった
今回、本を書いてみて一番感じたことは、
「出版そのものが面白かった」
ということです。
文章を書くこと自体は好きなのですが、本という形にまとめる経験は初めてでした。
何を書くのか。
どんな順番で伝えるのか。
誰に読んでもらいたいのか。
タイトルはどうするのか。
表紙はどうするのか。
考えることはたくさんありました。
途中で何度も手が止まりましたし、
「本当にこれでいいのかな」
と悩むこともありました。
それでも少しずつ原稿を書き進めていき、最後に出版ボタンを押した瞬間は、何とも言えない達成感がありました。
一人社長をやっていると、自分の仕事は形に残りにくいものです。
毎日頑張っていても、数年後には忘れられてしまうこともあります。
でも本は違います。
自分が考えたこと、経験したことが形として残ります。
それは想像以上に嬉しいことでした。
売上が伸びない現実
一方で、売上という面では厳しい現実があります。
今の時代、Kindle出版は誰でもできます。
それ自体は素晴らしいことです。
昔なら出版社に認められなければ本を出せませんでした。
でも今は違います。
誰でも著者になれる時代です。
だからこそ競争も激しい。
毎日たくさんの本が出版されています。
その中で無名の一人社長が書いた本を見つけてもらうのは簡単ではありません。
出版して気づいたのですが、本を書くことと本を売ることは全く別の仕事です。
本を書く力。
本を届ける力。
これは別物です。
私は前者ばかり考えていました。
でも後者の方が圧倒的に難しい。
世の中の著者や出版社がなぜマーケティングに力を入れているのか、その理由が少し分かった気がします。
それでも後悔はしていない
売上だけを見ると成功とは言えないかもしれません。
でも不思議と後悔はありません。
なぜなら、今回の出版で得られたものは売上だけではなかったからです。
まず、自分の考えが整理されました。
頭の中にあった曖昧な経験や知識を文章にすることで、
「自分はこう考えていたんだな」
という発見がたくさんありました。
そして出版したことで、
「本を書いた人」
という肩書きも増えました。
これは思っていた以上に大きいです。
営業でも。
商談でも。
SNSでも。
「著者です」
と言えることは一つの信頼になります。
もちろん本の売上以上の収入になるわけではありません。
でも長い目で見れば、自分自身のブランド作りには確実につながっていると思います。
本当に嬉しいのは売上より感想
実際のところ、売上の数字を見るよりも嬉しい瞬間があります。
それは感想をもらったときです。
「参考になりました」
「面白かったです」
「自分も挑戦してみようと思いました」
たった一言でも嬉しい。
本を書いた人なら分かると思いますが、自分の文章が誰かに届いたと感じる瞬間は格別です。
売上ランキングよりも、その一言の方が心に残ります。
だから私は出版を続けたいと思っています。
たくさん売れる本を書きたい気持ちはもちろんあります。
でもそれ以上に、誰かの役に立つ本を書きたい。
そんな気持ちの方が強くなりました。
もしよかったら応援してください
ここまで読んでくださりありがとうございます。
この記事を書いたのは、売れないことへの愚痴を書きたかったからではありません。
むしろ逆です。
売上が伸びなくても、挑戦して良かったということを残しておきたかったのです。
もしこの記事を読んで、
「ちょっと読んでみようかな」
と思っていただけたら嬉しいです。
正直に言えば、大ベストセラーではありません。
ランキング上位の本でもありません。
ただ、一人社長として悩みながら挑戦しながら生きてきた経験を、できる限り正直に書いた本です。
購入していただけたらもちろん嬉しいですし、読んでいただけたらさらに嬉しいです。
感想をいただけたら飛び上がるほど嬉しいです。
売上というより、応援。
寄付というより、次の挑戦へのスポンサー。
そんな感覚で手に取っていただけたらありがたいです。
一冊の購入が、次の一冊を書く力になります。
これからも一人社長として挑戦を続けながら、その過程で学んだことや失敗したことを発信していきます。
人生は思ったほど簡単ではありませんが、挑戦することだけはやめたくない。
そんな気持ちで今日も前に進んでいます。
もしよろしけば、これからも温かく見守っていただけると嬉しいです。

