ガソリン税廃止法案の衆院通過と参院での闇葬:この国の『良識の府』の正体とは

変わってるのかな


ガソリン税廃止法案の衆院通過と参院での闇葬:この国の『良識の府』の正体とは

2025年、夏の国会で、多くの国民が注視していた「ガソリン暫定税率廃止法案」が衆議院を通過しました。家計への負担が増し続ける中で、多くの市民にとってこの法案は、久しぶりに政治が国民の生活に寄り添おうとした兆しでした。だが、それは一瞬の希望に過ぎませんでした。

その後、法案は参議院へ送られましたが、与党・自由民主党と公明党によって、事実上“廃案”とされました。問題はそのプロセスです。委員会での議論すら開かれず、投票すら行われず、静かに闇に葬られたのです。このような対応をとった参議院こそが、「良識の府」と呼ばれているのです。

参議院の『良識』とは何か?

この事件を通して、多くの国民が疑問を抱きました。

「参議院とは、一体誰のために存在しているのか?」

衆議院で多数の賛成を得たにもかかわらず、参議院がそれを無視するという構造は、民主主義の基本原則を否定するかのようです。そもそも二院制の目的は、一方が暴走しないようにバランスをとること。しかし、それが“国民の願い”を阻止する道具になってしまっているなら、制度自体の再考も必要ではないでしょうか。

「財源がー」で全てを逃げる政治家たち

与党幹部や参議院議員たちは、今回の廃案について、「財源が無い」とだけ繰り返しました。しかし、財源を探す・捻出するのが彼らの仕事であり、役割のはずです。「財源が無いからできない」は、言い訳であり、職務放棄であると私は断じます。

国民民主党の玉木代表は、何年も前からこの問題を国会で取り上げ、暫定税率のあり方を問い続けてきました。議事録を辿れば、その軌跡は明白です。しかし、それに耳を貸さず、問題を先送りにしてきたのが現在の与党です。

廃案に関わった参議院議員の実名と発言(幹事長含む)

● 三宅伸吾(参議院財政金融委員長・自民党)(香川選挙区)

  • 職権で委員会の質疑を途中で「散会」とし、審議・採決を回避。そのまま廃案となる状況を作り出した張本人。

● 小寺裕雄(自民党参議院議員)(近畿比例、衆議院議員)

  • 「都道府県と市町村の減収が約300億円もある」ことを理由に、法案に反対する姿勢を表明。

● 石田真敏・上野賢一郎(自民党衆議院議員、ただし参院にも影響)

  • 審議が不十分であり、現場の混乱を招くと指摘し、法案への反対を支持。

● 松山政司(自由民主党・参議院幹事長)(福岡選挙区出馬)

  • 「財源の裏付けなしに暫定税率廃止だけを決めることは、到底容認できない」と発言。
  • また、「財政金融委員会で採決するだけの議論が深まっていなかった」として、審議打ち切りの正当性を主張。

一方で、野党側は以下のように主張しました:

● 熊谷裕人(立憲民主党・参議院議員)(埼玉選挙区)

  • 「エネルギーと食品の価格が高騰しており、家計を圧迫している。ガソリン税の廃止は庶民の支援策として有効」と発言。

● 重徳和彦(立憲民主党・提出者)(愛知比例区、衆議院議員)

  • 「1リットルあたりの価格が大幅に下がり、補助金よりも直接的な効果がある」と主張。

このように、与党側は「財源の確保ができない」「審議不足」などを理由に国民の声を封殺しました。

国民はどこまで騙され続けるのか?

これまで、「消費税は社会保障のため」「ガソリン税は道路整備のため」「復興特別税は災害支援のため」など、名目は立派でも、その後の実態はどうでしょうか?

増税のたびに「国のため」と言われ、減税の声には「財源がー」で蓋をする。この構造を許している限り、私たちの生活は豊かにはなりません。

昨日の参議院議員たちの行動を記録する

このような政治的無責任を許さないためには、私たち一人ひとりが、政治家の行動を“記録”し、“忘れない”ことが重要です。

ここに、今回のガソリン税廃止法案に関わった参議院議員、特に自由民主党の議員たちの動きを簡単に記録します。

(※今後さらに選挙区別に詳細を整理予定)

参院選は、ただの『儀式』ではない

私たち有権者ができる最大の意思表示、それが「選挙」です。そして参議院選挙は、これまで「興味がない」「影響が少ない」と思われがちでしたが、今回の件で、その重要性が明らかになったのではないでしょうか?

参院議員の任期は6年。任期が長い分、民意から遠ざかりがちです。しかし、だからこそ一票の重みは大きい。行動を記録し、次の選挙で「どの政治家が民意を無視したか」を明確にしましょう。

最後に:黙っていては何も変わらない

今回の出来事は、政治への不信感をさらに高めたかもしれません。しかし、ここで諦めてはいけません。むしろ、政治が“国民を見ていない”と分かった今こそ、声をあげるときです。

SNSでの発信、議員への意見送付、署名活動、そして何より「選挙に行くこと」。

この国の未来は、私たち一人ひとりの意志にかかっています。

「記録し、忘れず、投票する」

この3つを、ぜひ次の参院選挙で実践しましょう。

メルカリ

沖縄最大級のアクティビティ予約サイト【沖縄トリップ】

<

人生のまなび - にほんブログ村
50代の転職・起業電気や通信に関する情報大阪・関西万博の動きや楽しみ方便利なツールや商品の紹介資格取得について

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました