【60代の再就職】大学講師『キャリア論』への応募で、久しぶりに可能性が見えた

転職か、起業か

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【60代の再就職】大学講師『キャリア論』への応募で、久しぶりに可能性が見えた

大学から「一次選考保留」の連絡が届いた

今日、少しだけ気持ちが動く出来事がありました。

応募していた大学講師の求人について、一次選考が「保留」になったという連絡が届いたのです。

合格ではありません。

もちろん、採用が決まったわけでもありません。

ただ、不採用でもありませんでした。

最近の私にとって、この「保留」という二文字は意外に大きなものでした。

なぜなら、60代になってから再就職の難しさを強く感じていたからです。

「どうせ書類選考で落とされるだろう」

そんな気持ちが、いつの間にか自分の中で当たり前になっていました。

だから、大学から届いた「一次選考保留」という連絡を見たとき、

「もしかしたら、まだチャンスがあるのかもしれない」

と久しぶりに思いました。


60代の再就職は、やはり簡単ではない

60歳を超えてから仕事を探してみると、現実の厳しさを感じます。

求人そのものはあります。

しかし、「自分のこれまでの経験を活かせる仕事」となると、一気に選択肢が少なくなります。

さらに、書類選考があります。

年齢だけで判断されているとは言い切れません。

それでも、自分より若い応募者が大勢いれば、

「企業はそちらを選ぶのではないか」

と思ってしまいます。

実際、応募する前から諦めそうになることもあります。

そんな中、今回応募したのが大学講師の仕事でした。


担当科目は「キャリア論」

今回の募集で担当する科目は、

「キャリア論」

です。

この科目名を改めて考えてみると、今の自分にとって不思議な巡り合わせのようにも感じます。

私は今、まさに自分自身のキャリアについて悩んでいるからです。

会社員として働き、その後MBAを取得しました。

MBAは楽ではありませんでした。

平日の夜や土日を使って勉強しました。

仕事をしながら授業を受け、レポートを書き、仲間と議論する。

かなり大変な日々でした。

それでも、MBAには仲間がいました。

同じように仕事をしながら勉強している人たちと話し、刺激を受けることができました。

あの頃は大変でしたが、今振り返ると、とても充実していたように思います。


MBA取得、起業、そして思い通りにならなかった現実

その後、私は会社を設立しました。

自分でビジネスを作り、自分の力で生きていこうと考えたからです。

いくつものビジネスプランを考えました。

しかし、現実は甘くありませんでした。

考えていたビジネスは、どれも思うような結果につながりませんでした。

そして今は、一度ビジネスから距離を置こうと考えています。

アイデアが出ない状態で無理に次の事業を始めても、良い結果にはならないと思うからです。

しかし、ビジネスから離れたからといって、生活費が必要なくなるわけではありません。

ここが現実の厳しいところです。


デイトレードで生活費を稼ぐことも考えている

現在は株のデイトレードにも取り組んでいます。

信用口座も開設しました。

目標として頭にあるのは、

1日1万円。

もちろん、毎日1万円を安定して稼ぐことが簡単ではないことは分かっています。

数千円の利益が出た日もあります。

しかし、それが自分の実力だったのか、それとも偶然だったのか。

まだ判断できません。

信用取引を使えば利益を狙える一方、損失も大きくなる可能性があります。

だから、生活費を稼ぎたいという焦りだけで大きなリスクを取ることは避けなければいけません。

「今日はいくら稼がなければならない」

そう考え始めると、冷静な判断ができなくなる可能性もあります。

今は利益を追いかけること以上に、

大きく負けないこと。

これを意識しています。


そんなときに届いた大学からの連絡

そんな毎日の中で届いたのが、今回の大学からの連絡でした。

一次選考は「保留」。

最初に思ったのは、

「応募者が少なかったのかな」

ということでした。

そうかもしれません。

あるいは、他の応募者との比較に時間がかかっているだけかもしれません。

大学側の事情があるのかもしれません。

理由は分かりません。

だから、都合よく解釈するつもりもありません。

ただ一つ確かなのは、

少なくとも、その時点で完全な不採用にはならなかった

ということです。

それだけでも、今の私には意味があります。


「キャリア論」だから可能性があるのかもしれない

今回、改めて考えました。

もし一般企業への転職だけを考えていたら、60代という年齢は大きなハードルになるかもしれません。

しかし、大学で教える「キャリア論」なら、評価されるものが少し違うのではないでしょうか。

キャリア論というと、

「自己分析をしましょう」

「キャリアプランを作りましょう」

「自分の強みを見つけましょう」

といった内容を想像する人も多いと思います。

もちろん、それらも重要です。

しかし、実際の人生はキャリアプランどおりには進みません。

私自身がそうでした。


キャリアは計画どおりには進まない

若い頃に、

「60代になったら会社を設立して、その後ビジネスが思うようにいかず、再就職について悩みながら株のデイトレードにも挑戦している」

そんな人生を想像していたわけではありません。

人生は予定どおりには進みません。

会社の状況も変わります。

景気も変わります。

家族の状況も変わります。

自分自身の価値観も変わります。

そして、時には自分が選んだ道がうまくいかないこともあります。

だから私は、キャリアとは、

「最初に決めた人生計画を予定どおり実現すること」

ではないと思っています。

むしろ、

「想定外の出来事が起きたとき、自分の経験や能力を棚卸しして、もう一度人生を組み立て直すこと」

なのではないでしょうか。

もし私が学生にキャリア論を教える機会をもらえたなら、このことを伝えてみたいと思っています。


失敗した経験もキャリアになる

若い学生から見れば、60代の人間はずいぶん先の人生を歩いているように見えるでしょう。

だからこそ、成功した話だけをする必要はないと思います。

仕事をしてきたこと。

MBAで学んだこと。

会社を設立したこと。

思うように事業が進まなかったこと。

そして、再び自分のキャリアを考えていること。

すべてがキャリアです。

成功だけがキャリアではありません。

転職もキャリア。

失敗もキャリア。

学び直すこともキャリア。

立ち止まることもキャリア。

そして、

もう一度やり直そうとすることもキャリアです。


もしかすると、自分の経験が誰かの役に立つのかもしれない

私は最近まで、

「これまでやってきたことは何だったのだろう」

と思うことがありました。

MBAまで取得した。

会社も設立した。

それでも現在は経営に苦しみ、次の仕事を探している。

結果だけ見れば、成功した人生とは言えないのかもしれません。

しかし、大学で「キャリア論」を教えるという視点から考えると、少し見え方が変わりました。

成功だけではなく、

迷った経験や失敗した経験にも価値があるのではないか。

そう思えるようになったのです。


MBAで学んだことも、ようやく別の形で生きるのか

MBAを取得したときは、当然、ビジネスに活かしたいと思っていました。

経営戦略。

マーケティング。

財務。

組織論。

さまざまなことを学びました。

しかし、MBAで得たものは知識だけではありません。

社会人になってから再び学ぶ経験。

異なる業界の人たちと議論する経験。

自分の考えを人に伝える経験。

そして、仲間から刺激を受ける経験。

こうしたことも、キャリア教育には活かせるのかもしれません。


60代だからこそ教えられるキャリア論もある

若い講師には、若い講師だからこそ伝えられることがあります。

一方で、60代には60代だから伝えられることもあると思います。

20代、30代、40代、50代を実際に働いてきた経験。

会社員としての経験。

学び直した経験。

起業した経験。

そして、キャリアをもう一度作り直そうとしている経験。

学生に、

「キャリアは一度決めたら終わりではない」

と伝えるには、むしろ今の自分の経験が役立つのかもしれません。


一次選考保留。期待しすぎない。でも準備はしておく

もちろん、まだ何も決まっていません。

一次選考は保留です。

次の連絡で不採用になる可能性もあります。

だから、期待しすぎないようにしています。

ただ、以前の私なら、

「どうせ駄目だろう」

と思って何もしなかったかもしれません。

今は少し考え方を変えました。

結果がどうなるかは大学が決めることです。

でも、

次の選考に備えることは、自分でできます。

もし面接の連絡が来たら、すぐ対応できるように準備しておこうと思います。


もし模擬授業があるなら「キャリアの再設計」を話してみたい

もし次の選考で模擬授業があるなら、こんなテーマも面白いかもしれません。

「キャリアは設計するものではなく、再設計し続けるもの」

学生時代に考えたキャリアプランが、そのまま40年間続く人は多くないでしょう。

転職する人もいます。

会社を辞める人もいます。

起業する人もいます。

一度失敗して、別の道へ進む人もいます。

重要なのは、「最初の計画どおりに生きること」ではありません。

環境が変わったときに、自分自身をどうアップデートするか。

これは、私自身が今まさに直面しているテーマでもあります。


デイトレードだけが道ではないのかもしれない

最近の私は、

「生活費をどうやって稼ぐか」

ということばかり考えていました。

そのため、デイトレードで1日1万円稼げたら、と考えています。

しかし、今回の大学からの連絡で少しだけ視野が広がりました。

もしかすると、

自分のこれまでの経験そのものを仕事にする道

も残っているのかもしれません。

大学講師。

非常勤講師。

研修講師。

キャリア教育。

社会人向け講座。

これまでの経験を「教える」という形に変えることができれば、新しい可能性が生まれるかもしれません。


60代の再就職は「若い人と同じ土俵」で戦わなくてもいい

今回、一番大きく感じたのはこれです。

60代になって、20代や30代と同じ条件で転職競争をする必要はないのかもしれません。

自分が長く経験してきたこと。

自分だから話せること。

自分だから教えられること。

そこに仕事を近づけていく。

年齢を弱点として隠すのではなく、

年齢によって積み重なった経験を価値に変える。

これが60代の再就職では重要なのかもしれません。


まとめ|久しぶりに見つかった小さな可能性を大切にしたい

大学講師「キャリア論」の一次選考は、まだ保留です。

採用されるかどうかは分かりません。

応募者が少なかっただけなのかもしれません。

それでも構いません。

応募しなければ、この「保留」という結果すらありませんでした。

60代になり、起業もうまくいかず、再就職も難しいと感じていました。

デイトレードで生活費を稼ぐことまで考えています。

そんな中で現れた、小さな可能性。

だから今回は、この可能性を少しだけ大切にしてみようと思います。

期待しすぎない。

でも、諦めもしない。

面接の連絡が来るかもしれない。

模擬授業があるかもしれない。

その日のために準備だけはしておく。

そして、もし今回駄目だったとしても、

「自分の経験を教える仕事」という新しい選択肢に気付けたこと自体に意味があった

と思います。

60代になっても、キャリアは完成していない。

むしろ今の私は、自分自身の「キャリア論」を実践している途中なのかもしれません。

結果が出たら、またこのブログに書こうと思います。

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