技術士とMBAを持つ一人社長が売上ゼロになって気づいた5つの現実

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技術士とMBAを持つ一人社長が売上ゼロになって気づいた5つの現実

技術士もMBAもある。それでも売上はゼロ。

最近、少し気持ちが沈んでいる。

正直に言うと、一人社長として独立してからしばらく経つのに、売上がほぼゼロだからだ。

会社員時代には、それなりに努力してきた。

技術士を取得した。

MBAも取得した。

現場経験もある。

管理職経験もある。

事業計画も作れる。

経営戦略も語れる。

技術もわかる。

数字も読める。

それなのに仕事が来ない。

こんな状況になるとは、数年前の自分は想像していなかった。


「実力があれば売れる」は幻想だった

会社員時代は、

「実力をつければ評価される」

と思っていた。

実際、その世界ではそうだった。

資格を取れば評価される。

成果を出せば昇進する。

経験を積めば役職が上がる。

ところが独立すると全く違う世界が待っていた。

誰もこちらの資格を知らない。

誰もMBAに興味を持たない。

誰も職務経歴書を見てくれない。

むしろ聞かれるのはたった一つ。

「で、何を解決してくれるんですか?」

だった。


技術士もMBAも「手段」でしかない

最近ようやく理解できてきた。

技術士もMBAも武器ではある。

しかし武器そのものがお金を生むわけではない。

お客様が欲しいのは、

  • 売上向上
  • コスト削減
  • 補助金採択
  • 人材育成
  • 新規事業成功
  • 業務効率化

といった成果だ。

技術士はその成果を出すための手段。

MBAもその成果を出すための手段。

それなのに私は、

「私は技術士です」

「MBAを持っています」

という説明ばかりしていた。

これでは仕事にならない。


売上ゼロは市場からのメッセージ

以前は売上ゼロを見るたびに落ち込んでいた。

しかし最近は少し考え方が変わった。

売上ゼロは、

「お前には価値がない」

という意味ではない。

市場からの

「価値の伝え方を変えろ」

というメッセージなのだと思う。

価値そのものがないのではない。

価値が伝わっていないだけかもしれない。


一人社長に必要なのは営業力

独立前は、

技術力が重要だと思っていた。

実際には営業力の方が重要だった。

ここでいう営業力とは、

押し売りではない。

自分の存在を知ってもらうことだ。

例えば、

  • ブログを書く
  • SNSで発信する
  • セミナーを開催する
  • 人脈に近況報告する
  • 無料相談を受ける

こうした活動を通じて、

「この人に相談してみよう」

と思ってもらうことが営業なのだ。

売上ゼロの原因は、

能力不足ではなく、

存在を知られていないことなのかもしれない。


独立すると孤独になる

一人社長になって感じたことがある。

それは想像以上に孤独だということだ。

会社にいれば、

同僚がいる。

上司がいる。

部下がいる。

雑談もある。

相談相手もいる。

しかし独立すると基本的には一人だ。

売上がなくても誰も声をかけてくれない。

不安になっても誰も助けてくれない。

すべて自己責任。

自由と引き換えに孤独を手に入れることになる。

だからこそ同じ立場の経営者とのつながりは重要なのだと思う。


それでも私は諦めたくない

技術士を取得するまでには長い時間がかかった。

MBA取得にも努力が必要だった。

ここまで積み上げてきた経験は決して無駄ではない。

今はまだ結果が出ていないだけだ。

種を蒔いている時期なのかもしれない。

農業でも種を蒔いた翌日に収穫はできない。

独立も同じだろう。

成果が見えない期間が必ずある。

その期間をどう過ごすかで未来は変わる。


今後の行動目標

落ち込んでいるだけでは何も変わらない。

だから次の行動を決めた。

1. 毎日発信する

ブログでもSNSでもいい。

まずは存在を知ってもらう。

2. 人脈を掘り起こす

過去にお世話になった方々へ連絡する。

仕事ではなく近況報告から始める。

3. 小さな仕事を受ける

最初から大きな案件を狙わない。

まずは実績を作る。

4. 専門分野を絞る

何でもできる人ではなく、

特定分野で頼られる人になる。


最後に

今日も売上はゼロだった。

通帳を見れば不安になる。

将来のことを考えると焦る。

それでも私は思う。

技術士もMBAも無意味だったわけではない。

むしろこれから活かしていくための土台だ。

問題は能力ではない。

市場との接点の作り方だ。

売上ゼロという現実は厳しい。

しかし挑戦しているからこそ味わう悩みでもある。

数年後、この時期を振り返ったとき、

「あの時が転機だった」

と言えるように。

今日もまた一歩だけ前に進もうと思う。

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