株トレードを一旦休むことにした。電気関連株を調べて「データセンター需要」のすごさを知る

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株トレードを一旦休むことにした。電気関連株を調べて「データセンター需要」のすごさを知る

カテゴリ:株式投資/ファンダメンタル分析/データセンター/電力インフラ/投資初心者

株のトレードを続けていますが、今のところ自分の勝率は50%を下回っています。

もちろん、株式投資は単純に「勝率が50%を超えれば成功」というものではありません。勝ったときの利益と負けたときの損失の大きさによって、最終的な損益は大きく変わります。

それでも、自分の売買を振り返ってみると、

「今のまま何となくトレードを続けても、同じことを繰り返すだけなのではないか」

と思うようになりました。

そこで、一度トレードから少し距離を置くことにしました。

株をやめるわけではありません。

むしろ逆です。

これから株式投資を続けていくために、いったん立ち止まってファンダメンタル分析を勉強する。

今はそんな期間にしようと思っています。

そして企業について調べ始めて驚いたのが、電力設備や変圧器、電線など「電気」に関係する企業の株価です。

以前から知っている会社もあります。

ところが久しぶりに株価を調べてみると、

「こんなに高くなっているの?」

と驚く銘柄がいくつもありました。

その背景を調べていくと見えてきたキーワードの一つが、

「データセンター需要」

でした。

AI、クラウド、データセンター、半導体。

それぞれ別々のテーマのように見えます。

しかし、その一番下には「電気」がある。

今回は、トレードで思うような結果を出せていない自分が、一度相場から距離を置いてファンダメンタルを勉強し始めたことで気づいたことを、個人投資家の目線で書いてみたいと思います。


株トレードの勝率が50%以下。まず自分の現実を認めることにした

株を始めると、どうしても「勝ちたい」と思います。

買ったら上がってほしい。

売ったら下がってほしい。

これは当然の気持ちです。

しかし相場はこちらの都合では動いてくれません。

チャートを見て、

「ここから上がりそうだ」

と思って買った直後に下落する。

損切りした途端に反発する。

上昇している株を見て慌てて買ったら、そこが短期的な高値だった。

そんな経験をすると、自分には才能がないのではないかと思ってしまいます。

自分の場合、今のところ勝率は50%以下。

ここで無理をして、

「次こそ取り返す」

と売買を続けることもできます。

でも、それは少し違う気がしました。

必要なのは取り返すことではなく、

なぜ負けたのかを理解すること。

そこでトレードを少し休むことにしました。


「休む」ことも投資の一部なのかもしれない

株式市場は平日なら基本的に毎日動いています。

そのため株を始めると、

「毎日何か売買しなければならない」

という気持ちになりやすいものです。

しかし考えてみれば、株を持っていない時間も立派な選択です。

自分が分からないとき。

相場と自分の感覚が合わないとき。

感情的になっているとき。

勉強不足だと思ったとき。

そんな状態で無理にポジションを持つ必要はありません。

自分の場合は、しばらくトレードの回数を減らして、その時間を企業分析に使うことにしました。

相場から逃げるためではありません。

次に相場へ向き合うとき、今より少しでも判断材料を増やすためです。


テクニカルだけでなく「会社そのもの」を知りたくなった

これまで株価を見るときは、どうしてもチャートに目が行きました。

移動平均線。

出来高。

ローソク足。

支持線・抵抗線。

高値・安値。

もちろんテクニカル分析は重要だと思います。

しかし、チャートだけを見ていると、ときどき疑問が出てきます。

「そもそも、この会社はなぜ買われているんだろう?」

ここが分からない。

そこでファンダメンタル分析を勉強してみようと思いました。


ファンダメンタル分析とは何を見るのか

難しい言葉ですが、自分なりにかなり簡単に考えると、

「その会社の中身を調べること」

だと思っています。

例えば、

売上高は伸びているのか。

営業利益は増えているのか。

利益率はどうなのか。

借金は多すぎないか。

キャッシュはあるのか。

ROEはどうか。

PERやPBRは市場から見てどのような水準なのか。

配当は安定しているのか。

そして何より、

これからその会社の商品やサービスに需要があるのか。

数字だけではなく、その企業が属する業界まで調べる必要があります。

ここが面白いところです。


電気系の会社を調べて株価の高さにびっくりした

ファンダメンタルを勉強する中で、以前から名前を聞いていた電気設備関連企業などを調べてみました。

変圧器。

電線。

受配電設備。

送電設備。

電力機器。

こうした会社です。

自分の中では、どちらかというと「昔からある産業」という印象がありました。

しかし株価を見ると、

「えっ、ここまで上がっているの?」

と驚きました。

銘柄によっては100株購入しようとすると相当な資金が必要になります。

以前の記事でも書きましたが、その金額を見ると「自分は時代に取り残されていたのではないか」という感覚すらあります。

でも今回は、そこで終わらず、

「なぜこんなに評価されているのだろう?」

と考えることにしました。

これがファンダメンタルを学ぶ第一歩なのかもしれません。


調べて見えてきた「データセンター」と「電力」の関係

そこで出てきたのがデータセンターです。

AIブームというと、最初に思い浮かぶのはGPUや半導体ではないでしょうか。

自分もそうでした。

しかし、少し視野を広げてみるとAIは半導体だけでは動きません。

AIの計算をするためにはサーバーが必要です。

大量のサーバーを設置するデータセンターが必要になります。

そして、そのサーバーを動かすためには、

大量の電力が必要です。

ここで初めて、自分の中で、

AI → データセンター → 電力 → 電力インフラ

という線がつながりました。


AIブームを「半導体だけ」で考えていた

自分にとってこれは大きな気づきでした。

AI関連株というと、

AIソフトウェア。

半導体。

GPU。

半導体製造装置。

こうした企業ばかりを考えていました。

しかし、社会に新しい巨大産業が生まれれば、その周辺にも需要が広がります。

例えばデータセンターを建設するとします。

土地が必要。

建物が必要。

サーバーが必要。

通信設備が必要。

冷却設備が必要。

そして電気が必要です。

電気を安全に供給するためには、さまざまな電力設備も必要になる。

こう考えると、

AI投資の恩恵を受ける企業は「AI企業」だけではない

ということが分かります。


データセンターは、とにかく電気を使う

生成AIでは膨大な計算処理が行われます。

その計算を行う半導体やサーバーは当然ながら電力を消費します。

さらに、サーバーは熱を発生させます。

その熱を処理するための冷却にもエネルギーが必要になります。

つまりデータセンター需要を見るときは、

「サーバーが何台売れるのか」

だけでは足りません。

そのサーバー群へ、どうやって安定的に電力を届けるのか。

ここまで考える必要があります。

そう考えると、電力設備関連企業が注目される理由も少し理解できるようになりました。


変圧器という「地味な設備」の見え方が変わった

変圧器という言葉自体は昔から知っています。

しかし株式投資を始める以前は、変圧器を見ても、

「電圧を変える設備」

くらいにしか考えていませんでした。

ところが投資という視点を持つと見え方が変わります。

データセンターが増える。

工場が増える。

半導体工場が建設される。

再生可能エネルギー設備が増える。

電力需要が増える。

送配電網の増強や更新が必要になる。

その過程で、変圧器をはじめとする電力機器の需要が発生する可能性があります。

もちろん、

「データセンターが増える=電気関連株が必ず上がる」

という単純な話ではありません。

すでに期待が株価へ織り込まれている可能性もあります。

むしろ株価が大きく上昇した後だからこそ、冷静に企業価値を見る必要があります。


「良い会社」と「今買って良い株」は同じではない

ファンダメンタルを勉強していて、これは特に重要だと思いました。

ものすごく成長している会社がある。

業績も良い。

将来性もある。

だから株を買えば儲かる。

……とは限りません。

市場参加者がその成長をすでに十分評価していて、株価が非常に高くなっている可能性があるからです。

つまり、

良い会社を見つけることと、良い価格で買うことは別問題。

ここを理解しなければならない。

電気系の株価を見て「高い!」と驚いた今だからこそ、PERやPBR、利益成長率なども勉強していきたいと思っています。


PERを少しずつ理解する

PERは「株価収益率」です。

最初は漢字を見ただけで難しく感じました。

簡単に考えるなら、

株価が企業の利益に対して何倍まで買われているか

を見る指標の一つです。

ただし、

「PER10倍だから安い」

「PER30倍だから高い」

と単純には判断できません。

成長企業と成熟企業では市場から期待される水準が違います。

同じ業界の企業と比較する。

過去の自社PERと比較する。

利益成長率と合わせて見る。

こうした使い方が必要になります。


PBR・ROE・営業利益率も勉強したい

次に勉強しているのがPBRやROEです。

まだ自分も学習途中ですが、指標を一つずつ覚えていくと企業の見え方が変わってきます。

以前なら、

「株価が上がっているから強い会社」

と考えていたものが、

「利益は本当に増えているのか?」

「資本を効率的に使えているのか?」

「市場の期待が先行しすぎていないか?」

と考えるようになります。

この変化だけでも、一度トレードを休んだ意味がある気がしています。


決算書を読めるようになりたい

今後、一番身につけたいのは決算を見る習慣です。

完璧に読めなくても構いません。

まずは、

売上高
営業利益
純利益
営業キャッシュフロー
自己資本比率
会社側の業績予想

などを確認するところから始めます。

さらに前年同期比や数年間の推移を見る。

一つの数字だけではなく、「流れ」を見る。

例えば売上が増えているのに利益が減っているなら、

なぜだろう?

と考える。

原材料価格なのか。

人件費なのか。

設備投資なのか。

一時的な要因なのか。

こうして「なぜ?」を繰り返していくことが、企業分析なのだと思います。


データセンター関連株を見るときに確認したいこと

今回の勉強を通して、自分なりの確認項目も作ってみました。

① 本当にデータセンター需要の恩恵を受けているのか

「データセンター関連」という言葉だけで判断しない。

実際の売上や受注に影響しているのかを確認します。

② 受注残はどうなっているのか

設備系企業なら、受注の積み上がりが将来の業績を考える材料になることがあります。

③ 利益率は改善しているのか

売上だけ伸びても利益が残らなければ意味がありません。

④ 設備投資は必要なのか

需要が増えても、生産能力が足りなければ供給できません。

増産投資がどの程度必要なのかも見たいところです。

⑤ 株価に期待が織り込まれすぎていないか

そして最後がこれです。

素晴らしいテーマほど、多くの投資家がすでに気づいています。

だからこそ、現在の株価と企業価値を分けて考えたいと思います。


勝率50%以下から学んだ「売買する前に理由を書く」

トレードを再開するときにやってみたいことがあります。

それは、

買う前に理由を書くこと。

例えば、

「チャートが上がっているから」

だけでは買わない。

代わりに、

「業績が伸びている」

「受注が増えている」

「中長期的な需要が期待できる」

「それでも現在の株価は自分の想定する範囲」

など、自分なりの理由を書きます。

そして同時に、

「この前提が崩れたら売る」

という条件も考えておく。

後から振り返れば、

「企業分析が間違っていたのか」

「買うタイミングが悪かったのか」

「損切りが遅かったのか」

を分析できます。

感覚だけのトレードから少しずつ卒業したいと思っています。


勝率だけではなく「期待値」を考える

今回、もう一つ勉強したいと思っているのが期待値です。

勝率50%以下だから必ず負けるわけではありません。

例えば10回取引して、

4回勝つ。

6回負ける。

それでも1回の平均利益が平均損失より十分大きければ、全体では利益になる可能性があります。

逆に勝率が70%あったとしても、一度の大損でそれまでの利益を全部失えば意味がありません。

だから今後は、

勝率
平均利益
平均損失
リスクリワード
最大損失

なども記録したい。

「当たった・外れた」ではなく、

トータルで資金が残る方法になっているか

を見る必要があります。


しばらくは「買う株」より「調べる会社」を増やす

今までの自分は、銘柄を調べると、

「買うか、買わないか」

をすぐに考えていました。

でも、これからは少し変えます。

買わなくても企業を調べる。

例えば電気関連なら、

変圧器。

電線。

送配電設備。

データセンター向け設備。

冷却設備。

発電設備。

電源関連。

こうした産業を少しずつ横につなげて調べていく。

すると、

「この会社だけ株価が上がっている」

という見方から、

「この産業全体で何が起きているのか」

という見方に変わっていきます。

これこそ、今の自分が身につけたい力です。


株価が高くなっていても、焦って飛び乗らない

電気系企業の株価を見ると、

「もっと早く気づいていれば」

と思います。

これは正直な気持ちです。

でも、だからといって今すぐ飛び乗るのも違う。

上昇した株を見ると、

「まだ上がるかもしれない」

という気持ちが強くなります。

しかし自分はトレードで思うような結果を出せていません。

だから今は、

焦って利益を取りにいく時期ではなく、判断力を作る時期。

そう考えることにしました。


「何もしない時間」を無駄にしない

株を買わなければ利益は出ません。

でも損失も出ません。

その時間を勉強へ回せます。

毎日30分でも、

決算短信を読む。

企業のIR資料を見る。

業界について調べる。

PERを比較する。

気になる会社をノートにまとめる。

これを続けていけば、半年後には今より多くのことが分かっているはずです。

短期的には何も儲からなくても、

知識という資産は残ります。


今から実践するファンダメンタル勉強法

自分自身への宿題として、次の流れで企業を見ることにしました。

STEP1:その会社が何をしている会社なのか説明できるようにする。

STEP2:過去数年の売上・営業利益・純利益を見る。

STEP3:PER・PBR・ROEなど基本指標を確認する。

STEP4:決算短信や決算説明資料を読む。

STEP5:業界全体の需要を調べる。

STEP6:競合企業と比較する。

STEP7:現在の株価には、どこまで成長期待が入っているのか考える。

そして最後に、

STEP8:買わなくてもいい。

これが意外と一番重要なのかもしれません。

調べたから買う必要はありません。

分からなければ見送る。

高いと思えば待つ。

自信がなければ現金でいる。

これも立派な投資判断です。


AI時代は「電気」を見ると景色が変わるのかもしれない

今回、電気関連株を調べて一番面白かったのはここです。

AIを見る。

その裏に半導体がある。

半導体の裏にデータセンターがある。

データセンターの裏に電力需要がある。

そして電力需要の裏には、

発電、送電、変電、配電、電線、変圧器、冷却設備など、巨大なインフラがあります。

表面的なテーマだけを追いかけるのではなく、

「その成長を成立させるために絶対に必要なものは何だろう?」

と考える。

これは株式投資だけでなく、社会の変化を見る上でも面白い考え方だと思います。


トレードを休んだことで、逆に株が面白くなってきた

勝てないと株は苦しくなります。

株価が気になる。

含み損が気になる。

売った後の値動きも気になる。

それでは疲れてしまいます。

ところが少し距離を置いて、

「今日は売買しなくていい」

と思うと、企業を見ること自体が面白くなってきました。

なぜこの会社の利益は伸びている?

なぜこの業界に投資資金が集まっている?

なぜデータセンターがこれほど電力を必要としている?

その裏で恩恵を受ける産業は何?

こういう疑問を一つずつ調べる。

自分には、今はこちらの時間が必要なのだと思います。


まとめ|今は「勝つ時間」ではなく「強くなる時間」

株トレードの勝率が50%以下。

それを見て落ち込むこともできます。

でも、自分は一度止まってみることにしました。

トレードを休み、ファンダメンタルを勉強する。

そして最初に興味を持った電気系の企業を調べたことで、データセンター需要と電力インフラの関係が少しずつ見えてきました。

以前なら、

「株価がすごく上がっている」

だけで終わっていました。

今は、

「なぜ上がったのだろう?」

と考えます。

この「なぜ?」を増やすことが、今の自分に必要な勉強なのだと思います。

次のチャンスがいつ来るのかは分かりません。

来週かもしれない。

半年後かもしれない。

もっと先かもしれません。

でも、チャンスが来たときに知識がなければ、それがチャンスなのかどうかすら判断できません。

だから今は焦らない。

無理に売買しない。

企業を見る。

数字を見る。

決算を読む。

業界を調べる。

そして少しずつ、自分なりの投資判断を作っていく。

相場から離れている時間も、未来の自分を強くする時間にできる。

そう考えて、今日もファンダメンタルの勉強を続けてみます。

次は、気になっている電気・変圧器・データセンター関連企業について、決算や事業内容を一社ずつ調べてみたいと思います。


※免責事項
この記事は個人の投資学習と経験を記録したものであり、特定の銘柄・業種・金融商品の購入や売却を推奨するものではありません。株式投資には元本割れを含むリスクがあります。投資判断は最新の企業開示情報等を確認したうえで、ご自身の責任で行ってください。


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