監理技術者講習を更新することにした。60代、使わないかもしれない資格を残す理由

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監理技術者講習を更新することにした。60代、使わないかもしれない資格を残す理由

監理技術者講習の案内が届いた

先日、監理技術者講習の案内が届きました。

案内を見ながら、少し考えました。

「更新して、本当にこの資格を使うことがあるのだろうか」

現在の自分の状況を考えると、これはなかなか難しい問いです。

監理技術者として仕事をするためには、当然ながら、その資格や経験を必要とする仕事に就かなければなりません。

しかし今の私は、以前のように会社員として建設・技術関係の仕事をしているわけではありません。

会社を設立して起業にも挑戦しました。

その事業も思うようにはいかず、現在は自分のこれからの働き方そのものを考えているところです。

60代になってからの再就職も簡単ではありません。

それなら監理技術者講習を受けても、結局一度も使わない可能性だってあります。

それでも私は、案内が届いてからそれほど迷わず、

監理技術者講習を予約しました。


「使うか分からない」のに監理技術者講習を予約した

自分でも少し不思議です。

仕事で使うことが決まっているわけではありません。

転職が決まっているわけでもありません。

監理技術者として配置される予定があるわけでもありません。

それなのに更新講習を予約しました。

なぜなのか。

考えてみると、答えは意外と単純でした。

「今後使わない」と、まだ決まったわけではないからです。

60代になり、仕事の選択肢が以前より狭くなっていることは感じます。

だからこそ、自分からさらに選択肢を減らす必要はない。

そう考えました。


監理技術者講習は5年という区切りがある

監理技術者講習について意識するのが「5年」という期間です。

制度上の細かな有効期間や受講期限については、その時点の公式情報を確認する必要がありますが、監理技術者として職務に就く可能性があるなら、講習の受講時期を意識しておかなければなりません。

私の場合も前回の受講時期を確認し、

「それなら早めに受けておこう」

と判断しました。

期限ぎりぎりまで待つ方法もあります。

しかし私は、今回案内が届いたことを一つのきっかけとして、そのまま予約することにしました。

こういうものは、

「後でやろう」

と思っていると、意外と忘れてしまうものです。


オンラインではなく「対面講習」を選んだ

今回、もう一つ自分なりに考えて決めたことがあります。

オンラインではなく、対面方式の講習を選びました。

今はオンラインで受講できるものも増え、本当に便利になりました。

移動する必要がない。

交通費もかからない。

自宅で受講できる。

時間も有効に使えます。

効率だけを考えるなら、オンラインは非常に魅力的です。

それでも今回は、あえて会場へ行って受講する対面方式を選びました。


なぜ、わざわざ対面講習なのか

大げさな理由ではありません。

ただ、

たまには外へ出て、同じ業界の人たちがいる場所へ行ってみよう

と思ったのです。

会社員として働いていた頃は、人と会うことが当たり前でした。

職場へ行けば同僚がいる。

取引先と話す。

会議がある。

仕事上の相談をする。

しかし、自分で会社を始めてからは、人と接する機会が大きく減りました。

一人で考える時間が増えました。

それは自由でもあります。

一方で、孤独でもあります。

オンライン講習なら自宅ですべて完結します。

でも、それではいつもの一日とあまり変わりません。

だから今回は、効率だけを求めないことにしました。


対面講習に行けば、何か変わるかもしれない

もちろん、監理技術者講習に参加したからといって、そこで仕事が見つかるとは思っていません。

人脈が突然広がるとも思っていません。

ただ、同じ業界に関係する人たちと同じ場所で一日を過ごす。

それだけでも、今の自分には少し意味があるような気がします。

「まだこの世界と完全に切れたわけではない」

そう感じられるかもしれません。

最近はパソコンに向かって考える時間が多くなりました。

起業。

再就職。

株式投資。

ブログ。

電子書籍。

次に何をすればいいのか。

毎日のように考えています。

だからこそ、いつもと違う場所へ行くこと自体が、小さな刺激になるかもしれません。


60代になると「資格を取る」より「資格を残す」ことも重要なのかもしれない

若い頃は、

「次は何の資格を取ろうか」

と考えることがあります。

しかし60代になった今、少し考え方が変わりました。

新しい資格を次々と取得するより、

これまで積み上げてきた資格や経験をどう残すか。

こちらの方が重要なのではないかと思うようになりました。

私は技術士の資格も取得しています。

MBAでも学びました。

そして建設・技術分野で積み重ねてきた経験があります。

それらを全部捨てて、まったく新しい人間になる必要はありません。

これまでのキャリアを残しながら、新しい可能性を探せばいい。

監理技術者講習を受けることも、その一つなのだと思います。


「もう使わない資格」と決めるには、まだ早い

今回、最も考えたのはここでした。

監理技術者の資格を、今後本当に使わないのか。

正直、分かりません。

今の状況だけを見れば、使う可能性は高くないかもしれません。

しかし、来年は分かりません。

2年後も分かりません。

人生は意外な方向へ進みます。

自分で会社を設立することも、以前は想像していませんでした。

60代になって大学講師の仕事に応募することも、以前は考えていませんでした。

Amazonで電子書籍を2冊出版することもそうです。

人生は計画どおりには進みません。

それなら、

「今使わないから、もう必要ない」

と簡単に決めてしまうのも早いような気がします。


60代の再就職では「選択肢を残す」ことが大切

60代で再就職を考えると、どうしても不安になります。

若い人と同じような転職活動ができるわけではありません。

応募できる仕事も限られてきます。

書類選考を通過すること自体が難しいケースもあるでしょう。

だからこそ私は、

選択肢を増やすことより、今持っている選択肢を簡単に捨てないこと

も重要なのではないかと思っています。

監理技術者として働く可能性。

技術士として専門性を活かす可能性。

大学などで経験を教える可能性。

これまでの経験を文章にして伝える可能性。

どれが仕事につながるのか、今は分かりません。

だから全部残しておけばいい。


資格は「使っていない=価値がない」ではない

資格について考えると、

「その資格でいくら稼いでいるのか」

という話になりがちです。

確かに収入につながれば一番分かりやすい。

しかし、資格には別の役割もあると思います。

それは、

自分が積み重ねてきたキャリアを証明してくれることです。

技術士もそうです。

監理技術者に関係する資格や講習もそうです。

今すぐ収入を生まなくても、

「私はこの分野で仕事をしてきた」

という証拠になります。

60代になってゼロからキャリアを作り直すのではなく、これまで積み重ねたものを土台として次を考える。

その意味では、資格を維持することにも意味があります。


更新費用を「保険料」と考えてみる

もちろん、講習には費用も時間もかかります。

使うか分からない資格にお金を払う。

そう考えると、

「もったいないのではないか」

とも思います。

でも今回は、

将来の選択肢を残すための保険料

と考えることにしました。

実際に使わなければ、結果として費用だけがかかったことになります。

それでもいい。

必要になったとき、

「あのとき受けておけばよかった」

と思うよりはいい。

今の私は、そう考えています。


60代のキャリアは「一本に決めない」という方法もある

若い頃は、

「自分の専門分野を決めなければならない」

「キャリアの方向性を決めなければならない」

と思っていました。

しかし、60代になった今は少し違います。

一本に決めなくてもいいのではないでしょうか。

技術の仕事。

大学講師。

執筆。

起業。

別の仕事。

それぞれの可能性を少しずつ残しておく。

そして、実際に話が来たもの、自分が必要とされたものを選んでいく。

これも一つのキャリア戦略だと思います。


監理技術者講習を受けても、結局使わないかもしれない

おそらく、講習を受けた後も同じ疑問を持つでしょう。

「結局、この資格を使うことはあるのかな」

今のところ答えはありません。

再就職しなければ、実際の仕事で使う機会はほとんどないかもしれません。

それでも今回は受講します。

理由は単純です。

未来の自分がどうなっているか、まだ分からないからです。


まとめ|60代、使うか分からない資格でも「可能性」は残しておく

監理技術者講習の案内が届き、私は早速予約しました。

オンラインではなく、今回は対面講習を選びました。

正直なところ、今後この資格を実際の仕事で使うかどうかは分かりません。

建設・技術分野へ再就職しなければ、使わないままになる可能性もあります。

それでも、更新することにしました。

60代になると、新しい可能性を次々と作るのは簡単ではありません。

だからこそ、

これまで積み上げてきた可能性を、自分から消さない。

それも大切なのではないかと思います。

技術士。

MBA。

監理技術者。

起業経験。

電子書籍。

そして、これまでの仕事で積み重ねてきた経験。

一つひとつが今すぐ収入を生むわけではありません。

それでも、いつ、どこで、何が次の仕事につながるかは分かりません。

監理技術者講習を受けたから仕事が見つかるわけではない。

対面講習に参加したから人生が変わるわけでもない。

でも、今回の予約で一つだけ決めました。

「もう使わない」と自分から可能性を閉じるのは、もう少し先にしよう。

60代。

まだ働かなければなりません。

そして、これから何をするのかも決まっていません。

だから今は、使えるカードを一枚でも手元に残しておく。

今回の監理技術者講習は、私にとって単なる「更新講習」ではなく、

これまでのキャリアと、これからの可能性をつなぎ止めるための一日

になるのかもしれません。

実際に対面講習を受講したら、その感想もこのブログに残してみようと思います。

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